
映画『陽が落ちる』で武士の妻、夫婦の覚悟に焦点を当てた重厚な人間ドラマを描き高い評価を得た柿崎ゆうじ監督が描く、震災で家族を失った自衛隊員と少年の“喪失”と“再生”の物語、映画『宣誓』が3月6日(金)より劇場公開することが決定!
主演は『陽が落ちる』でも忘れがたい存在感を残した前川泰之。東日本大震災の被災地で、津波で妻と幼い娘を失いながら任務に立ち続ける自衛隊員・春日三尉を、静かな力を秘めた演技で息づかせる。春日の同僚の女性自衛隊員・佐藤を、『陽が落ちる』で武士の妻を芯のある演技で体現した竹島由夏が演じる。陸上自衛隊の全面協力のもと制作された本作は、被災地の日常と現実の温度をリアルに映し出し、喪失を越えて人が再び生きようとする瞬間を丁寧に描き出すヒューマンドラマとなっている。
「だからこそ、私たちは生きていく――。」
震災で家族を失った自衛隊員と少年の、喪失が照らす再生の物語。
本予告&本ビジュアル&場面写真が一挙解禁!
この度、本予告が解禁!映像は、2011年3月11日14時46分、一変した世界で、被災地で懸命に避難所支援にあたる自衛隊員たちの姿から始まる。救助活動を続ける自衛官・春日(前川泰之)は、震災で家族を失った少年・和樹(齋藤優聖)と出会う。一人佇む和樹の姿と共に、「警察から連絡があって、身元を確認してほしい」という言葉が重なり、否応なく喪失の現実が突きつけられる。さらに、津波で妻と幼い娘を失いながらも、その事実を胸に秘めたまま任務に身を捧げてきた春日が、ついに感情を抑えきれず涙を流す姿が映し出される。女性自衛官・佐藤(竹島由夏)から向けられた厳しい言葉をきっかけに、春日は「お前に何がわかる。誰にも見つけてもらえず、冷たいところに埋まってるんだぞ」と声を荒げ、押し殺してきた悲しみを爆発させる。その叫びは、家族を失った痛みが限界に達した瞬間を生々しく浮かび上がらせる。
しかし、「悲しみを超え、一人でも多くの人を助けるために――」。その言葉とともに、和樹が自衛隊員に心を開いていく瞬間や、春日と和樹が二人で敬礼を交わす場面、春日が和樹を強く抱きしめるシーンなど、希望へと歩みを進めていく瞬間が重ねられていく。さらに、春日の「その気持ちが、行方不明の家族と、残された俺たちを繋ぐ絆だから」という言葉、そして最後に「諦めないでください」という言葉が添えられ、本作が描く祈りと希望を強く印象づける本予告映像となっている。
あわせて解禁された本ビジュアルは、どこか懐かしさを感じさせるセピア調の色合いが印象的な一枚。自衛隊の車両を背に、春日や佐藤をはじめとする自衛隊員、和樹が寄り添うように立つ姿が、喪失の中で紡がれていく人と人とのつながりを静かに物語っている。「だからこそ、私たちは生きていく――。」というコピーが、悲しみを抱えながらも前を向く人々の意志を象徴し、本作が描く再生の物語を静かに、そして力強く印象づける本ビジュアルとなっている。
さらに本予告・本ビジュアルの解禁にあわせて、場面写真も一挙解禁となった。春日が和樹の隣に腰を下ろし、静かに話を聞きながら寄り添う姿を捉えたメインカットをはじめ、自衛隊員たちが被災地の人々と触れ合いながら絆を深めていく様子、そして春日が家族を想い涙を流す、緊迫したシーンなどが切り取られている。喪失の痛みと向き合いながらも、人と人とが支え合い、再び前へと歩み出していく過程を丁寧に映し出した、物語の温度が伝わる場面写真となっている。
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