
今から22年前―ロック映画の金字塔となった、みうらじゅん原作・宮藤官九郎脚本・田口トモロヲの初監督作となった映画『アイデン&ティティ』。その系譜とも呼べる新たな音楽青春映画、田口トモロヲの10年振りの監督最新作『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』が2026年3月27日(金)に全国公開。
この度、初の映像となる特報とティザービジュアル解禁!さらに全キャスト情報と再現度が高すぎるキャラクター写真も解禁!原作者・地引雄一氏からのコメント到着!
映像は、本作の原作者でありカメラマンとしてこのムーヴメントに関わり、やがて自らも東京のインディーズ・シーンの当事者となっていった地引雄一がフィルムにおさめた、当時のライブシーンの熱気を閉じ込めたような印象的なスチール群から始まる。当時の集合写真からオーバーラップする形で、初となる本編映像がお披露目。主演の峯田と若葉を中心に、吉岡里帆や仲野太賀、間宮祥太朗、中島セナ、大森南朋、中村獅童といった、時代を切り開くミュージシャンたちを演じるキャスト陣が役柄に扮し、映画のタイトル同様“自分の音”をかき鳴らす様子が映し出される。本作におけるバンド名や人名は、リザードをTOKAGE、フリクションを軋轢、S-KENをS-TORAとするなど、リスペクトを込めて実際の名称からマイナーチェンジ。原作に描かれた実話をベースに、自分たちの理想の音楽を追い続ける若者たちの青春を切り取った映像は、当時を知るファンや本作の世界観を新たに知る人々にとっても、本映像内で響き渡る拍手の如く期待感の高まる仕上がりとなっている。
さらに今回、峯田演じるカメラマン兼マネージャー“ユーイチ”、若葉演じる「TOKAGE」のリーダー兼ボーカルの“モモ”(モデル:「リザード」モモヨ)以外、詳細が未発表であった豪華俳優陣の役どころが明らかとなった。
吉岡里帆は「ロボトメイア」のベース・サチ(モデル:ガールズバンドのパイオニアとして後続に影響を与えた「ZELDA」の小嶋さちほ)、仲野太賀は「解剖室」のボーカル・未知ヲ(モデル:激烈なサウンドと過激なパフォーマンスでオーディエンスを熱狂させた「ザ・スターリン」遠藤ミチロウ)、間宮祥太朗は「軋轢」のボーカル&ベース・DEEP(モデル:ニューヨーク仕込みのパンクとニューウェイブから影響を受けた荒々しいサウンドは聞くものを圧倒した「フリクション」レック)、中島セナは「ロボトメイア」のボーカル・加世子(モデル:「ZELDA」高橋佐世子)、大森南朋はS-TORA(モデル:「東京ロッカーズ」というムーヴメントを牽引した音楽プロデューサーのS-KEN)、中村獅童は「ごくつぶし」のボーカル・ヒロミ(モデル:伝説のミュージシャン「じゃがたら」の江戸アケミ)を演じる。いずれもキャストとモデルになった本人達を比較する形での写真と共に解禁となり、その再現度の高さは、目を見張るものがある。
ティザービジュアルは、彼らの最高にクールなシーンが切り取られたもの。ライブシーンをはじめ、衣裳や小道具など、当時の世界観を表現するために細部にまでこだわった主要キャラクターたちのビジュアルは、まるで当時の熱量が伝わってくるような仕上がりとなっている。
原作者である地引は、一足先に完成した本作を鑑賞し『目の前で繰り広げられる熱狂的なライブ・シーンを見ていると、記憶の中の40数年前の光景が甦り、ひとつに重なって、今自分がいつの時代にいるのかわからなくなってしまった。そこに集まる誰もが「東京ロッカーズ」だったあの時代の空気がここにある。』と、映画へ最大級の賛辞を贈っている。さらに今回、「東京ロッカーズ」を取り巻く出演者に、神野三鈴、浜野謙太、森岡龍、山岸門人、マギー、米村亮太朗、松浦祐也、渡辺大知の出演が新たに解禁となった。
50年前のアナログな時代、だけど今と何も変わらない―。豪華キャスト・スタッフ陣の熱い魂で紡ぐ、日本で初めてパンク・ロックを自分たちの手で生み出した若者たちの、最高に清々しい青春映画を是非劇場でご覧いただきたい。本作の続報にご期待ください。
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©2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会









