「これは、映画なのか。儀式なのか−」近藤亮太監督最新作『〇〇式』本予告解禁

「これは、映画なのか。儀式なのか−」近藤亮太監督最新作『〇〇式』本予告解禁

『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で日本ホラー映画大賞を受賞した、近藤亮太監督の最新作『〇〇式(まるまるしき)』。この度解禁となる本予告では、“参列型”という唯一無二の恐怖体験の核心に迫るカットが初披露。

■参列者=観客。“式に参加する”映画体験
観客は、スクリーン越しに物語を“見る”のではなく、“式に参列する”という感覚で、物語に巻き込まれていきます。映画そのものを“儀式”と定義した本作は、ホラーというジャンルの新たな地平を切り拓く試みでもあります。

■ 脚本にホラー作家・くるむあくむを迎えて
脚本は、SNSを中心に熱狂的な支持を集めるホラー作家・くるむあくむが担当。代表作『N』『或るバイトを募集しています』などで見せた都市伝説的な想像力と、読者をじわじわと追い詰める構成力で注目される彼にとって、本作は初の映画脚本作品となります。ジャンルも手法も異なる二人のクリエイターが、それぞれの“恐怖観”をぶつけ合い、融合させて生まれたのが『〇〇式』です。
静けさの中に忍び寄る違和感、言葉では説明できない“空気の揺れ”のような恐怖が、映像と音の隙間から観客の深層に染み込んでいきます。

【『〇〇式』とは 】
“式”とは。
何者かがいつの間にか始めたもの。
一度始まると、止めることはできないもの。
意味が生まれる前に、すでにそこに在るもの。
『〇〇式』は、どこかに存在する、とある“式”の話。
それは祝福か、別れの儀式か——
その答えはどこにあるのか。

【あらすじ】
撮影バイトとして、とある式に足を踏み入れた2人の男。
進行は穏やかで、参列者も静かに座っている。
だが、どこかがおかしい。
進むほどに蓄積していく違和感は、
いつの間にか逃れられない”何か”へと姿を変えるのであったーー。

【近藤亮太監督 コメント】
映画づくりはどこか儀式めいています。大勢の人間が集まってある手順に沿って一つの時間や空間をつくり上げていく。今回、新たな「式」に関する映画を撮りました。映画が儀式であるなら、会場は映画館、観客は参列者に他なりません。招待状は必要ありません。お待ちしています。

【くるむあくむ コメント】
春暖の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、〇〇式を行うこととなりました。
この儀式はおそらく皆様が思い描かれる“普通の式”とは似て非になるものになると思います。
間違い探しのような楽しみ方は推奨しません。
全てを受け入れ、この式を肯定してあげて欲しいのです。

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『〇〇式』6月27日(金)下北沢K2先行上映 7月4日(金)全国順次上映
©2025 NOTHING NEW

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最終更新日
2025-06-06 07:00:00
提供
映画の時間編集部

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