50年の時と海を越えて描かれる《一生に一度の恋》『TOUCH/タッチ』予告編&ポスター解禁

50年の時と海を越えて描かれる《一生に一度の恋》『TOUCH/タッチ』予告編&ポスター解禁

多くの受賞歴を持つアイスランドの映画監督・バルタザール・コルマウクルの最新作『TOUCH/タッチ』。2024年5月にアイスランド、7月に北米などで公開され、世界中で高い評価を得ている本作が、物語の舞台の一つである日本でも満を持して、2025年 1月24日(金に公開。
『TOUCH/タッチ』は、初期の認知症であることが判明した主人公のクリストファーが、人生でやり残したこと...50 年前に愛した大切な人が突然姿を消してしまった謎を解き明かすことを決意。2020年コロナの世界的流行で国境が封鎖され始める中、アイスランドを出発し、ロンドン・日本を旅しながら彼女を探す、時と海を越えた壮大なラブストーリー。
アイスランド・ロンドン・日本の美しく壮大なロケーションで撮影された映像が初解禁。50 年の時と海を越えて描く“一生に一度の恋”、そして明かされる突然消えた彼女の“真実”とは――?

この度、本作の映像が初解禁となる予告編が公開された。印象的な淡い光の中、映し出されるのは目の前の恋人を愛おしそうに見つめ目線を交す若い頃のクリストファーと日本料理店の店主の娘ミコ。お互い異国の地で出会った若い 2 人は情熱的に恋に落ち、それぞれの孤独を埋めあうようにお互いの心まで深く触れ合っていったはずだった。しかしある日、ミコは何も言わず、店主の父親とともに彼の前から突然消えてしまう。
「忘れられない恋を抱えて生きている」という文字通り、現代の老いたクリストファーは、初期の認知症の診断を受け、自分の記憶の中にミコがいるうちに、彼女ともう一度会いたいと、2 人が出会った思い出の地ロンドンに旅に出る。そこで当時の同僚からミコの手がかりを得た彼は、さらに彼女が生まれた地・日本へと向かう。なぜ、彼女は消え、どこへ行ってしまったのか?この旅の先にクリストファーが知る真実とは?
あわせて解禁されたポスターは 2 つの時代のクリストファーを映し出している。50 年前のミコとの幸せに満ち触れ合うことができた電車の中、しかし今現在その座席には彼女はいない。また 2 人が触れ合うことができるのだろうか?時を経ても彼女を思い続けるクリストファーの心情が伝わってくるポスターとなっている。

撮影地・日本での公開に「日本の俳優たちとの仕事は、とても素晴らしいものでした。この映画が日本の皆さんに受け入れていただければとても嬉しいです。」と監督からのメッセージが到着!

日本では東京、広島で撮影が行われ、実際に日本にも滞在していたコルマウクル監督は日本の観客ヘ向け「この映画はアイスランドやアメリカをはじめ、多くの国々で上映され、高い評価をいただいています。本作のテーマ性や素晴らしいキャストの観点からも、この映画が日本のみなさまに受け入れられていただければとても嬉しいです。」とメッセージを寄せている。また、撮影当時の事を振り返り「本木雅弘さんはとてもプロフェッショナルな俳優で、演技に対しても細かく、やりたいことについても正確で、一緒に仕事ができて嬉しく思いました。Kōki,さんも、個性的で、とてもオープンで温かく、素晴らしかったです。彼女は非常に温厚でプロフェッショナルで、いつも入念に準備して臨み、パルミ(青年時代のクリストファー)と素晴らしい関係を築き、映画に良いケミストリーが生まれました。」と語っている。
あわせてミコの父親で日本料理店を営む高橋を演じた本木は「与えられた役を全う出来たのか、正直、自信はありませんが、深く優しい祈りを感じる物語に出会えたことに感謝しています。歴史も人も傷みを抱え、哀しみを糧に希望を育てている、そんな時間の温もりが皆さんに届くと良いなと思っております。」とコメントを寄せている。かつて異国の地で出会い情熱的な恋に落ちた 2 人。人生の終わりが見えた今だからこそ、あなたにもう一度会いたい。50 年の時と海を超え、壮大なスケールで一生に一度の恋を描くラブストーリー、映画『TOUCH/タッチ』にぜひご期待いただきたい。

【コメント全文】
■バルタザール・コルマウクル監督
この映画はアイスランドやアメリカをはじめ、多くの国々で上映され、高い評価をいただいています。本作のテーマ性や素晴らしいキャストの観点からも、この映画が日本のみなさまに受け入れていただければとても嬉しいです。
日本の俳優たちとの仕事は、とても素晴らしいものでした。本木雅弘さんはとてもプロフェッショナルな俳優で、演技に対してとても細かく、役柄についての考えもとても正確で、一緒に仕事ができてとても嬉しく思いました。Kōki,さんもオープンで温かく、素晴らしい俳優で、個性的なミコを演じてくれました。Kōki,さんは、私がリードする演出を信頼してくれ、撮影でのプロセスがとても楽しかったです。彼女は非常に温厚でプロフェッショナルでもあり、いつも入念に準備して臨み、パルミ(青年時代のクリストファー)と素晴らしい関係を築いていたので、彼らが親しい友人になって映画に良いケミストリーが生まれるのを見るのはとても楽しかったです。

■本木雅弘(高橋役)
素晴らしいスタジオを有したアイスランドでの撮影は貴重な体験でした。役者でもあるバルタザール監督は的確かつ遊び心があり、スタッフからの信頼も絶大です。その中で与えられた役を全う出来たのか、正直、自信はありませんが、深く優しい祈りを感じる物語に出会えたことに感謝しています。歴史も人も傷みを抱え、哀しみを糧に希望を育てている、そんな時間の温もりが皆さんに届くと良いなと思っております。

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映画『TOUCH/タッチ』
2025年1月24日(金)TOHO シネマズ シャンテほかにて公開
配給:パルコ ユニバーサル映画 (C) 2024 RVK Studios

最終更新日
2024-10-24 07:00:00
提供
映画の時間編集部

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