母と父からのサプライズに思わず感動!眞栄田郷敦「泣きそうでした」『ブルーピリオド』初日舞台挨拶

母と父からのサプライズに思わず感動!眞栄田郷敦「泣きそうでした」『ブルーピリオド』初日舞台挨拶1
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2017年6月に月刊アフタヌーンで連載が開始すると瞬く間に、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネートされ「マンガ大賞2020」を受賞するなど国内外で絶賛、アニメ化やYOASOBI「群青」とのコラボレーションでも話題を集め、累計発行部数は700万部を超える大人気傑作漫画「ブルーピリオド」(作:山口つばさ)を、主演に眞栄田郷敦を迎え、萩原健太郎監督で実写映画化!2024年8月9日(金)より公開中!

公開初日の 8 月 9 日(金)に、主演の眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと、圧倒的熱量で各キャラクターを演じ切った今最も輝くキャスト陣に加え、本作を熱く美しく作り上げた萩原健太郎監督が登壇!
大きな拍手で迎えられながら劇場後方より登場したキャスト陣。眞栄田は鮮やかなブルーのスーツに身を包み「こんなにたくさんの方々に来ていただいて嬉しいです。」と緊張しながらも満席の会場を見渡し公開初日を喜んだ。萩原監督も「この日を迎えることができて感無量です。この日のことを一年間想像していたので嬉しいです。」と公開の喜びを噛み締めた。

前日は全く眠れなかったという眞栄田。それに対し、高橋、板垣、桜田は「爆睡でした!」と勢いよく即答し笑いが起こるが、監督は眞栄田と同じく「あまり眠れず 4 時に起きました。(笑)」と公開初日にかなり緊張している様子。一足早く作品を観た観客から、感動した、泣いたと声が上がる本作だが、作中の特に熱かったシーン、これは刺さったと思うセリフを問われたキャスト陣。眞栄田は「お母さんとかお父さんとか、家族のシーンは特に刺さるなと思いました。」と、受験に向かう高校生の親御さんの気持ちや本人の気持ちは演じていても刺さったと感慨深げ。高橋は自身が演じたユカちゃん(鮎川龍二)が八虎に放つ「悔しいと思うならまだ戦えるね。」というセリフをあげ、「ユカちゃんがこの言葉を言えるほど強い人、愛を持っている人なんだなと理解できた。」と語り、さらに「八虎にもう一つギアをかけれたんじゃないかな」と、そのセリフが八虎の背中を押す言葉にもなったと話す。それに対し眞栄田も「あそこのシーンは、キャラクター同士だけでなく、役者同時でもグッと距離が縮まったシーン。」と高橋との距離も縮まったシーンだったと撮影中のエピソードを語った。八虎の最大のライバルである高橋世田介を演じた板垣は、「世田介は八虎に対して言葉が強いんですけど、その中でもツンツンツンツンデレツンの「デレ」に命をかけていました。」と、世田介の可愛らしい部分を熱く演じたと、こだわりのエピソードに観客からも笑いが起こった。桜田は、「学校から予備校にパートが変わった瞬間に(作中の)空気感がガラッとかわった。」と話し、さらに、「1 人 1 人が持っている熱さにより一層引き込まれた。」と作品の中での熱いポイントを披露した。
ちょうど一年前に撮影をしていたという本作。キャスト一同で撮影を振り返り、眞栄田は、「それぞれの役がそれぞれじゃないと出来なかった。八虎としても役者としても皆さんに引っ張ってもらって、本当にこのメンバーでよかった。」と共演者への感謝を述べた。

ここで、サプライズゲストの登場が発表され、MC から「誰が来ると思います?」と聞かれた眞栄田は、「誰ですかね?」と微笑みながら返す。その後、拍手に包まれながら登場したのは青いワンピースに青い花束を持った八虎の母親役を演じた石田ひかりだった。石田のサプライズ登壇に、「えーーーーっ」と驚きの表情を隠せない眞栄田。石田から花束を渡された眞栄田は「泣きそうでした。」と喜びを滲ませ、ウルッときている様子だった。
その後マイクを渡された石田は、「夢を追う若者の情熱や苦悩、それを支える大人たちのかっこいい物語が、監督、皆さんのお陰で出来上がりその一員になれたことを嬉しく思います。」と感謝。さらに、劇中八虎が『本当に絵が好きなんだ』と石田演じる母に伝えるシーンは今でも思い出すと話し、「八虎演じた眞栄田の必死な目が忘れられない。」と、眞栄田との撮影エピソードも語った。眞栄田も「ぶつかるシーンもわりと激しめにぶつかりましたし、自分の母と重なる場面もありました。合格発表後に電話するシーンでお母さんの声が今でも思い出すと泣きそうになるぐらい優しくて、すごく素敵な両親だった。」と、感謝の気持ちを伝えた。母と息子のエピソードに浸る中、MCから、もしかしたらお父さんも見に来てくれてるかも!?と声が上がると、石田は「それはないです!(笑)」と即答。すると、「ちょっとちょっと~」と客席から声があがり、父親役を演じたやす(ずん)も客席からサプライズで登場した!
実はイベントの最初から客席に座っていたやすに気付いていたという眞栄田。眞栄田は「(やすさんの姿を見たら)全部言うこと飛んじゃって。僕の調子が狂っていたのは、やすさんのせいです。(笑)」と、プチ家族喧嘩が勃発した。父親役のやすからも「息子がお世話になっております。ちょっとしか出ていないんですけれども、映画をたくさん観ていただきたい。」との言葉が贈られ、客席からは大きな拍手が送られた。

イベント最後、主演の眞栄田より「この映画は一つのことを一生懸命向き合ってきた人であれば、誰にでも刺さる映画だと思っています。観ていただいて、好きなことに向き合うやりがい、苦しみ、そういったことを感じてもらいたいです。公開までたくさん宣伝をさせていただきまして、素晴らしいキャスト・スタッフと全身全霊でやってきました。本当にヒットしてほしいので、皆さまぜひよろしくお願いします...!」と熱いメッセージが贈られ、イベントは終了した。

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©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

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最終更新日
2024-08-09 14:00:00
提供
映画の時間編集部

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