“英国のシンドラー”ってどんな人?『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』特別映像解禁

“英国のシンドラー”ってどんな人?『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』特別映像解禁1
“英国のシンドラー”ってどんな人?『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』特別映像解禁2

アンソニー・ホプキンス主演の最新作、ナチスの脅威から 669 人の子供たちを救った“イギリス版シンドラー”ニコラス・ウィントンの半生を描いた『ONE LIFE 奇跡が繋いだ 6000 の命』が 6 月 21 日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下にて全国ロードショー。

第二次世界大戦前夜のチェコスロバキアからプラハに逃れてきたユダヤ人難民の子供たち 669 人を英国に運ぶ《キンダートランスポート》を実施し、英雄となった“英国のシンドラー”ニコラス・ウィントンの物語を描く本作。日本ではまだあまり知られていないニコラス・ウィントンについて、映画公開前に知っておきたい前知識をキャストとスタッフが解説する特別映像が到着!

メガホンをとったジェームズ・ホーズ監督は「1939 年、彼はプラハの難民問題を知る。その瞬間彼は声を上げる“なんとかしなければ”と」と実際に難民の姿を目にしたニコラスが使命感にかられ、行動を起こしたことについて言及。ニコラス役を演じたアンソニー・ホプキンスは、「これは戦前と戦後の出来事だ。彼はもっとなにかできたはずだと苦悩し、皆に知られまいとした」と戦後 50 年もの間、キンダートランスポートのことを周囲に隠していたニコラスの心情を語る。ニコラスの母親・バベット役を演じたヘレナ・ボナム=カーターは「誰もがこの物語に感動
するはず」と強い確信を持ち、さらにアンソニーも「本作で人々の心に訴えかけたい」と熱意を見せ、俳優陣が本作に懸ける熱い想いがうかがえる。
英国最高峰のキャストで描かれる英雄の奇跡のような実話。ぜひ劇場のスクリーンで感動を味わってほしい。

≪ニコラス・ウィントンはどんな人?≫
イギリスの人道活動家。ロンドンに住むドイツ系ユダヤ人の両親のもとに生まれる。株式仲買人の仕事をしていたが、労働党左派の活動家と親交があり、早くからヒトラーの政策の行く末に疑問を抱いていた。イギリスに子供たちを避難させる活動〈チェコ・キンダートランスポート〉を組織し、第二次世界大戦がはじまる直前(1939 年 3 月 14 日から 8 月 2 日までの間)、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所に送られようとしていたチェコスロバキアのユダヤ人の子どもたちおよそ 669 名をチェコから脱出させることに成功。9 月 3 日にも最大規模となる 250 名の子どもたちの救出が予定されていたが、9 月 1 日の第二次世界大戦勃発により、その子どもたちを含め、以降チェコからの脱出は不可能となる。

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© WILLOW ROAD FILMS LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2023

最終更新日
2024-06-14 15:00:00
提供
映画の時間編集部

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