ビートたけしによる原作小説を、主演に日本を代表する実力派俳優・二宮和也、ヒロインに話題作への出演が続く波瑠を迎え映像化する映画『アナログ』(10/6 全国公開)。二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆき。喫茶店で出会ったふたりが交わした、たったひとつの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく...。2 人の恋愛を通じて描かれ、コロナ禍を経た今だからこそ実感する“会うこと”の大切さ。いつの時代も変わらない愛の原点=〈大切な人にただ会える喜び〉を描いた、この秋一番の感動作。
この度、病気の母に寄り添う悟に、高橋惠子演じる母・玲子がかける“愛の言葉”を収めた本編映像が解禁!
携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆきと出会い、週に一度の約束でゆっくりと仲を深めていく主人公・悟。「アナログな付き合い方」で育まれる恋愛や、そんな恋路を明るく応援する親友同士の友情に加え、母と子の親子愛も本作のエモーショナルなエッセンスの一つだ。
今回解禁された映像は、息子・悟に、母・玲子が愛にあふれた激励を贈るシーン。入院している母を献身的にサポートし、自分以外を優先する癖がついている悟。そんな悟に、みゆきとの出会いという素晴らしい出来事があったことを知った母・玲子は、「悟、幸せになりな」と優しく、そして力強く伝える。普段通りに見舞いに訪れている悟は、おもむろに発せられた母の言葉に「また、何?」と照れ笑いするが、玲子は「人には自分だけの幸せのかたちがある。それを信じて貫きな」と、母として、人生の先輩として、まっすぐな言葉を重ねる。悟は、そんな愛にあふれた願いを受け取り、静かにうなずき、幸せになることを約束する。穏やかで何気ない場面だが、悟と母・玲子が過ごしてきた人生が垣間見えるような、行間を想像させる奥深いシーンに仕上がっている。
撮影の合間は本当の親子のように仲良く談笑していたという二宮と高橋。そんな二人を見て、監督はこの親子には丁々発止のテンポいい会話ではなく、リアルな会話で生まれる間(ま)があった方がいいと判断。微妙な間をあえて残すことで、相性の良さを存分に生かした自然な親子のやり取りが堪能できるシーンが出来上がった。二宮とは今回初共演にして親子役を演じた高橋だが、クランクアップした直後に「今朝会って、(二宮さんと)親子になって、本当の親子のようにやりとりして...。本当に不思議な仕事だな、と思いながらも、とてもいい時間を過ごせました。」とコメントし、悟と母・玲子の絆を大切に演じた貴重な時間について、しみじみと振り返った。二宮と高橋が丁寧に表現した親子愛にぜひ劇場で酔いしれてほしい。
愛の原点=〈大切な人にただ会える喜び〉を描いた、涙なしでは見られない、この秋一番の感動作『アナログ』は、10月6日(金)より全国公開。
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『アナログ』10月6日(金)全国公開
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