2004年8月より1年間に渡り「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載され「まるで1本の映画を観ているようだ」、「何度も読み返したくなる」と漫画評論家の間や口コミで高い評価を得て、2005年11月には単行本が出版された豊田徹也の唯一の長編漫画『アンダーカレント』。発売から18年の時を超え、満を持して遂に映画化!今秋公開決定。
監督を務めるのは、『愛がなんだ』『あの頃。』『街の上で』、稲垣吾郎主演作『窓辺にて』、有村架純主演『ちひろさん』など話題作を次々発表する、いま日本映画界で最も支持を集める映画監督の一人・今泉力哉。ネット上では「静かな傑作」「奥深い表現力」など絶賛の声が多数ある原作で描かれる繊細で静謐な人間ドラマを、見事な手腕で、みずみずしく、そしてリアルに映し出している。 脚本は『愛がなんだ』の澤井香織が、今泉とともに手がけている。
家業を継ぎ、夫の悟と銭湯を切り盛りし順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。彼の行方は一向に分からず、 途方に暮れるかなえだったが、一時休業していた銭湯の営業を再開させる。そこに「働きたい」という謎の男・堀が現れ、ある手違いをきっかけに住み込みで働くことに。その日からかなえと堀の不思議な共同生活が始まる。友人から紹介された胡散臭い探偵・ 山崎とともに期間限定で悟を探しながら、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。しかしあることをきっかけに、堀、悟、そして実はかなえも閉ざしていた心の底流(アンダーカレント)が、徐々に浮かび上がってくる。
主人公・かなえ役を務めるのは、『さよなら渓谷』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で同賞最優秀助演女優賞をダブル受賞するなど、数々のヒット作で異彩を放つ、日本を代表する女優・真木よう子。2018 年に公開された『焼肉ドラゴン』から5年ぶりとなる待望の主演作となる。本作の主演を務めあげた真木からは「しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です」と、久々の主演作に熱いコメントが到着。 本作のメガホンをとった、今最も勢いのある映画監督・今泉力哉監督からも「きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています」と、主演・真木よう子への信頼と情熱を語り、両者の信頼性も厚い。
さらに、イメージビジュアルとイメージ映像も到着。タイトル『アンダーカレント』の意味である心の<底 流 >とリンクする、本作のストーリーへの想像を掻き立てるイメージビジュアル&映像となっている。心の底流が浮かび上がったその先に訪れるものとは?
絶大な支持を受けるコミックの実写映像化を、主演・唯一無二の実力派女優・真木よう子×監督・日本映画界で最も支持を集める映画監督の一人・今泉力哉、という初の強力タッグで贈る本作から目が離せません。
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