彼女は本当に我が子を殺したのか―?『サントメール ある被告』7月14日(金)公開決定&邦題決定

彼女は本当に我が子を殺したのか―?『サントメール ある被告』7月14日(金)公開決定&邦題決定1
彼女は本当に我が子を殺したのか―?『サントメール ある被告』7月14日(金)公開決定&邦題決定2

生後 15 ヶ月の幼い娘を殺害した罪に問われた、ある若い女性。
彼女は本当に我が子を殺したのか―?
観客は裁判に投げ込まれ、あまりにも非凡なドラマを目撃する。
世界中の映画祭を席捲、実話をベースにした衝撃の法廷劇。

昨年のヴェネチア映画祭で、銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞を W 受賞、本年度アカデミー賞®国際⻑編映画部門のフランス代表にも選出された映画『Saint Omer(サントメール/原題)』。<2022 年最高のフランス映画>との呼び声も高いこの話題作が、『サントメール ある被告』の邦題で、2023 年 7 月 14 日(金)より「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」(2023 年 6 月オープン)を皮切りに全国公開されることが決定。

フランス北部の町、サントメールで実際にあった裁判をベースにした物語。若き女性作家ラマは、ある裁判を傍聴する。被告は、生後 15 ヶ月の幼い娘を海辺に置き去りにし殺害した罪に問われた若い女性ロランス。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか?観客はラマの視点を通して、まるで裁判に投げ込まれたかのようにスリルに満ちた時間を経験する。被告本人の証言も娘の父親である男性の証言も、何が真実かわからない。弁護士、検事、裁判官......そして偶然ラマは被告の母親と知り合う。映画はサスペンスフルに展開し、ラストでは人間の根源的なテーマを感動的に浮かび上がらせます。

監督は、『私たち』(2021)で 2021 年ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門最優秀作品賞を受賞するなど、ドキュメンタリー作家として国際的に高い評価を受けてきたセネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。本作が初めての⻑編劇映画ですが、卓越したドキュメンタリー的視点を交えながら描く手法が絶賛され、今や映画ファンが最も注目すべき監督の一人とされています。撮影監督は『燃ゆる女の肖像』でセザール賞はじめ数々の撮影賞に輝いたクレア・マトン。脚本に、フェミナ賞とゴンクール賞を受賞している作家、マリー・ンディアイが参加していることも注目です。世界の映画祭を席捲した傑作『サントメール ある被告』。どうぞご期待ください。

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© SRAB FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA – 2022

最終更新日
2023-02-28 18:00:00
提供
映画の時間編集部

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