1947 年に出版され“斜陽族”と流行語にもなり、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」執筆 75 周年を記念する『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』が完成しました。ヒロインのかず子を宮本茉由、彼女が想いを寄せる売れ子作家を安藤政信が演じ、戦後の日本を舞台に“恋と革命の物語”が綴られます。山日 YBS グループ創業 150 周年記念作品として、太宰治が新婚時代を過ごした山梨県内でも撮影された『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は、10 月 28日(金) より TOHO シネマズ甲府、シアターセントラル Be 館にて先行公開、11 月 4 日(金)より TOHO シネマズ日本橋ほか全国公開。
「シクラメンの香り」「愛燦々」の名シンガーに監督がじきじきにオファーして実現したコラボレーション!太宰治の名著「斜陽」を映画化した本作の主題歌を歌うのはレジェンド、小椋佳!!
「人間は恋と革命のために生れてきた」―太宰治の名言が刻まれた名著「斜陽」執筆から 75 年を記念する映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』が完成しました。今もなお若い読者を獲得し読み継がれている「斜陽」は、戦後の日本を舞台に没落貴族の娘かず子と彼女が想いを寄せる売れっ子作家との“恋と革命の物語”です。
本作の主題歌は、第 17 回レコード大賞を受賞した「シクラメンのかほり」(唄:布施明)や、歌謡界に燦然と輝く美空ひばりが歌った「愛燦燦」など、数々の名曲を手掛けてきたシンガーソングライター小椋佳が歌う「ラピスラズリの涙」です。主題歌決定の経緯は、この曲をの存在を知った近藤明男監督が、「作品のテーマにぴったり。ぜひ映画に使いたい」と、レコーディング前に熱烈なラブコールを送ったこと。監督の熱意を受けとめた小椋佳が快諾し、コラボレーションが実現したのです。
「ラピスラズリの涙」は、2021 年に発売されたラストアルバム『もういいかい』に収録されています。小椋は、自死により芥川龍之介を失った恋人の気持ちに思いを寄せて歌詞を書いたと明かしており、奇しくも太宰に影響を与えた文豪にインスパイアされた楽曲が作品を彩ることとなりました。現在、ファイナル・コンサート・ツアーを開催中の小椋は、撮影前に異例の CD 化されたこの楽曲を、コンサートのラストで必ず歌っていきますと意欲を語っています。
さらに、小椋佳が 1974 年に発表し、多くのアーティストにカバーされてきた名曲「少しは私に愛を下さい」がメインタイトルバック曲として使用されています。古い道徳とどこまでも争い真っ直ぐに生きる女かず子と、無頼な生活を続ける売れっ子作家上原の恋の行方を、レジェンド小椋佳の曲がさらに盛り上げていきます。ご鑑賞の際は、まるで登場人物たちの心情を謳い上げるかのような歌詞にもぜひご注目ください。
太宰治「斜陽」執筆 75 周年記念作品『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は、10 月 28 日(金) より TOHO シネマズ甲府、シアターセントラル Be 館にて先行公開、11 月 4 日(金)より TOHO シネマズ日本橋ほか全国公開。
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(c)2022 『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会(オフィス近藤 アップサイド 実正寺 スペースT ぱあとなあ ハーモニー ライジングシネマ 山梨日日新聞社 山梨放送)