第 74 回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界中の映画祭に出品され高評価を獲得し、第 88 回アカデミー賞 6部門にノミネートされた「キャロル」のプロデューサーが贈る最新作、「帰らない日曜日」が 2022 年 5 月 27日(金)に日本公開。
この度、洗練された演技で本作のストーリーに深みを与えたアカデミー賞受賞俳優、コリン・ファースのインタビュー映像が到着!
2022 年は主演を務めた「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体」をはじめ、「潜水艦クルスクの生存者たち」などコリン・ファースの出演作が立て続けに日本公開を迎えた。本作では、主人公・ジェーンがメイドとして仕えるニヴン役を演じている。
戦争で息子を亡くした行き場のない損失感を抱えながらも気丈に生きようとする様を繊
細な演技で表現し、静かながらも強い印象を残している。
コリン・ファースはアリス・バーチの脚本を読んで出演を即決したほど脚本には強い思い入れがあるようで、「セリフの書かれ方に強く惹かれました。独特なルールがあるのです。当時の人々が文化の差や感情のずれによって会話がすれ違う様を、ある種パターン化させることでうまく表現している。とても深く考えられているのです。」と絶賛している。さらに、二ヴン氏を演じる上では長年俳優としてキャリアを積んだ彼でも苦労があったようで、「ニヴン氏はいつも心ここにあらずで本質が捉えにくいキャラクターで、心の底で抱えている感情を探りながら表現しなければなりませんでした。それは役者として大きな挑戦でもありました。」と役作りにおける挑戦を明かした。
また、本作の魅力を「とても優しく、極めて賢くて正直な作品」と表現する中で、二ヴン氏が抱える“損失感”については「本作では、抱えている問題は違えど誰もが孤独であるという事を描いている。この物語の登場人物がそれぞれの孤独を抱えているようにね」と核心に触れた。撮影中はシリアスな場面が多くある中でも笑いの絶えない明るい現場で、長い間撮影期間を共に過ごしたオデッサ・ヤングとオリヴィア・コールマンの 2 人には刺激を受けたとも語っている。
主役級から脇役まで圧倒的存在感を放つ英国の至宝、コリン・ファースの魅力が詰まった本作に是非ご期待ください。フレッシュキャストと実力派俳優が織りなす眩いほど美しい新たな愛の傑作を、是非劇場でご覧ください。
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