惑星移住ミッションに挑む若者たちの狂乱を描いた、「ダイバージェント」監督と豪華キャスト陣が放つSF超大作『ヴォイジャー』が3月25 日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋ほかにて全国ロードショー。
今を時めく新進気鋭の若手俳優が勢ぞろいしている本作。この度、タイ・シェリダン、リリー=ローズ・デップら豪華キャストのオフィシャルインタビューが解禁となりました。
惑星到着まで86年。乗員は30人の子供たち。出発から10年後、何かが起こる―。
移住可能な惑星を探査するために地球を発った宇宙船ヒューマニタス号。乗員は、訓練を受けた30人の子供たち。閉ざされた空間で目覚めていく本能。船外に潜む謎の存在。孤立無援の宇宙船を襲うものとは―。人類の存亡を脅かす敵は、無限に広がる宇宙にいるのか。それとも―。
惑星探査のミッションに挑む乗員に扮するのは、スティーヴン・スピルバーグ監督「レディ・プレイヤー1」の主演で注目を集めたタイ・シェリダン、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの間に生まれ、女優として着実にキャリアを積んでいるリリー=ローズ・デップ、「ダンケルク」で新人ながらメインキャストに抜擢されたフィオン・ホワイトヘッドら才能溢れる若手俳優たちが顔を揃える。そして彼らの指揮官に扮するのが、演技派俳優コリン・ファレル。宇宙船という抑圧され閉ざされた空間で育つ子供たちの行く末を、「ダイバージェント」の監督ニール・バーガーがスタイリッシュ且つスリリングに描き、衝撃のSF作品を作り上げた。
「人間が善と悪の間を揺れ動き葛藤する彼の姿を通して、僕たちは作品の中心テーマを理解することができる」
若いクルーの中で、宇宙船での生活にどこかおかしいものがあると最初に気づく人物クリストファーを演じるのがタイ・シェリダン。シェリダンは「この宇宙アドベンチャーは、まさに人間の本質を描いているんだ。僕はクリストファーという人物を大いに賞賛するようになったんだ。彼は何も隠そうとしない。本気で宇宙船のミッションに隠された真実と自分の役割を知りたがっているんだ。人間が善と悪の間を揺れ動き葛藤する彼の姿を通して、僕たちは作品の中心テーマを理解することができる」と語る。クリストファーは、医療主任として働き、才能豊かなクルーのリリー=ローズ・デップ演じるセラと絆を結ぶ。リリーは「セラは自分の人間らしさを追い求め、本物の人間同志のつながりを体験しようとするの。ザックが彼女に対してとても積極的なところに、クリストファーも近づいてきて、全てが相まってセラは混乱してしまう。でも彼女はすぐに、自分とザックは波長が合わないのだと理解する。だからこの“三角関係”の2辺は、人間が持つ善の部分と悪の部分を表わしているのよ。彼女がその2面性に葛藤する方法もね」と語る。クリストファーの親友ザックを演じたフィオン・ホワイトヘッドは「彼らは同類なんだ。ザックとクリストファーは驚くべき発見をする。それはクルーの大半を凌ぐことのできる圧倒的な力を手にできるもので、ザックはそれを手にしたが最後、二度と引き返せなくなる。僕は彼の大胆さとどんどん野生化していく様がとても気に入ったよ」と語る。コリン・ファレル演じるリチャードは、クルー集団が誕生した時から彼らを育ててくれた無欲な科学者。彼は若者たちのミッションに同行する予定ではなかったが、彼らに対して献身的な思いから、目的地に到着するはるか前に自分は死ぬと知りつつ、80年を越える旅に出ることになる。ファレルは「リチャードは父親代わりとして、彼らをその誕生から大人の入り口に至るまで、常に囲い込み、導き、監視し、面倒を見るために存在してきた人物だ。バーガーの脚本の内容がよくまとまっている点や、このストーリーが爆発寸前の圧力鍋のように感じられる点が気に入ったよ。そしてストーリーが本当に爆発してからが、とにかく素晴らしい」と語っている。
宇宙船で自分とは何者かに気づく特異な人物像を体現し、人間の本質的な葛藤や、目覚めた本能による強力な衝動と闘うクルーたちを演じた、新進気鋭の若手俳優たちの演技にもぜひ注目を!
映画『ヴォイジャー』は3月25日(金)より全国ロードショー。
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