その可愛らしく、親しみを覚える世界観により、子どものみならず大人をも魅了し続けるすみっこたち。第二段となる『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』の大ひっとを記念し、御礼舞台挨拶が実施されました。
今回登壇したのは、ナレーションを務めた井ノ原快彦さんと大森貴弘監督、そして映画でも大活躍のとかげ、とんかつ、えびふらいのしっぽ。
まず、11/1に節目を迎えたことに対して、井ノ原さんは「グループ組んだことはあったんですけども、解散したのは初めてだったので、どんな感じかなと思ってたんですけど、学校解散しても学校残ってるみたいな感覚ですかね。卒業しても、離れ離れでも、学校あるからな～、みたいな感じの存在ですね。」と語り、本作のテーマである”夢”。それを与えてくれていたことに、会場全体から拍手が起こると、「こちらこそありがとうございました。」と照れた笑顔を見せ、続けて「そういえば今日岡田君誕生日なんですよ。」とメンバーの話も。そんな井ノ原さんと、誕生日の岡田さんに向けて、今日一番の拍手が会場を包みました。
今回の大ひっとに関して、監督は「お子さんが楽しんでみてくださってるのは随分きいてまして、書いてある台詞を一生懸命お姉ちゃんが弟に聞かせてるのとか見て、微笑ましくて嬉しかったです。」と感謝を述べ、とかげたちも大喜びの様子。
幅広い方に楽しんでいただけていることに関し、井ノ原さんは「やはり家族みんなで安心して観られるっていうところだと思います。感想をいいながら観られることも一つですし、彼らの台詞がないぶん何を言っていたのか話し合えるところが、終わってからも楽しめるという一つの特徴だと思います。それがもう一回見てみようかって気持ちになれる理由だと思います。」とアピール。
10周年ということもあり、監督は相当プレッシャーを感じていた様子。「すみっコたち一人一人の個性をたくさん描けたらいいなとおもっていたので、それぞれの推しキャラを楽しめるよう作ったつもりです。魔法使いということもあって、光の表現は映えるように夜のシーンが多かったですね。」とこだわりを語りました。
えびふらいのしっぽが初めての映画のイベントへの参加。「やっぱちょっと油も使っててべたべたしますね(笑)」といいつつ、「意外にココ（えびふらいのしっぽのしっぽ部分）が意外と柔らかいんです(笑)」とずっとえびふらいのしっぽを撫でている井ノ原さん。えびふらいのしっぽは井ノ原さんのお気に入りのキャラクター。「なんで残されちゃうんだろう…僕はえびふらいのしっぽを必ず食べる派なので、気持ちがわからないです。共感できるキャラクターで、ほんと大好きです。形がいとおしいですね(笑)」とえびふらいのしっぽ愛を語る一方で、以前のイベントでとかげに心移りしたことを突っ込まれ、複雑な三角関係に…！じっと見つめてくるとかげとえびふらいのしっぽにタジタジになりつつ、「今回のイベントではとかげに感情移入してしまう部分がありましたので、ともにこれからも見守って応援していきたいと思っています。」と二人にフォローをいれていました。
対して監督のお気に入りはとんかつ。「作り始めるまではぺんぎん？が好きだったんですが、画が上がってくるとお皿に並んでるときのとんかつが可愛くて可愛くて…。もこもこが描きづらくて苦手だったんですけど、だんだん見てるとどんどん好きになっていきました。」と褒められ、ステップ踏むとんかつ。癒されるお二人と劇場のファンたちに、優しい空気が流れました。
主題歌の印象に関し、「映画館で観る前から曲は聴かせていただいてたんですけど、すみっコぐらしがなぜ人々に共感されるのか、EDが流れてきたときに腑に落ちたというか。きっと今転んでしまったら起き上がれないでしょうし、支え合っていかないと生きていけないところが、人間と一緒なんだなと気付かされました。」
ここで、BUMP OF CHICKENさんからのお祝いのメッセージが！
「大ヒットおめでとうございます！僕たちも主題歌で携わることができて嬉しく思っております。たくさんすみっコでてくるんですけど、せっかくなんで一人一個好きなすみっこを」と挨拶を述べつつ、推しすみっコの話に。
藤原さん「「しろくま」のもってる「ふろしき」。何をしててもあの顔なんですよ。画面にふろしきが映るとその顔にくぎ付けになっちゃいますね。」升さん「「ざっそう」ですね。あの形もいいんですけど、お花屋さんのブーケになりたいという夢をもってる前向きさ。ニコニコしてることも多くて。ああいう存在はほんと笑顔になりますね。」直井さん「僕は「ぺんぎん？」ですね。本当の自分を早く見つけてほしいなと。あと可愛いじゃないですか。（色も好物も違いますし）気になる存在ですね。」増川さん「「たぴおか」ですね。ぷにぷにしてみたいなと。吸われず残ってしまった切ない表情がいいですね。」とそれぞれが推しすみっコを披露。
井ノ原さんは「主題歌の話一言もしなかったですね(笑)」と突っ込みつつ、BUMP OF CHICKENさんからの軽快でまとまったトークとすみっコ上級者の会話にびっくり！監督からは「ふろしきが表情変わらない話がありましたが、一か所だけ表情が変わるシーンがあるので、是非注目して観ていただければと思います。」と注目ポイントをアピール。気付かなかった方はもう一度見に行くのもいいかも…？
最後に、大森監督「たくさんの方に観ていただいてるようで、前作がすごくヒットしてたため、とても緊張しておりました。何度でも楽しんでいただけるようにと細かいところにも配慮して作りましたので、是非よろしくお願いいたします。」井ノ原さん「寒くなってきましたけど、体調は大丈夫でしょうか？一人で観ても、お友達と観ても恋人と観ても家族で観ても、見終わった後にさらに寄り添いたくなるような心温まる映画だと思います。皆さん、二度三度と観ていただけたらと思います。」と述べ、幕を閉じました。
また、この度コメントを寄せていただいたBUMP OF CHICKENさんによる主題歌「Small world」の楽曲にのせた『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』の最新ロングPV映像が初お披露目！すみっコたちが、商店街をお散歩したり、カフェで過ごしたりするほのぼのとした日常が垣間見えるほか、新たに登場する魔法近いの5人きょうだいのすえっコ ふぁいぶととかげが心を通わせていくシーンや、とかげがお母さんであるスミッシーを想うシーンがといった心温まる映像も…！優しい歌声と歌詞、美しいバンドサウンドが、すみっコたちの世界観を一層彩ります。
併せて、入場者プレゼント第3弾となる「オリジナルクリアカード」にも使用されるキービジュアルも解禁！とかげとスミッシーの優しい2ショットとなります。
（配布期間：11/26均～12/2(木)）
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『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』大ひっと上映中！
配給：アスミック・エース (C)2021 日本すみっコぐらし協会映画部
