古谷徹「クライマックスも含めて感動できるシーンが何度もある」『ジャーニー』主役声優インタビュー

古谷徹「クライマックスも含めて感動できるシーンが何度もある」『ジャーニー』主役声優インタビュー

サウジアラビアのマンガプロダクションと東映アニメーションが2017年にアニメコンテンツ共同制作についての協定を交わし、制作されたアニメ映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』(6月25日(金)より日本で公開)の主人公アウスを演じた古谷徹のインタビューを解禁。

◆サウジアラビアと日本の合作だと知って、どんな印象を持ちましたか?
「すごく驚きましたし、日本のアニメーションが世界中で愛されている証でもあると思いました。この作品が実現したことそのものが、僕にとっては感動的な出来事でした。しかも、そんなアニメ史に残る作品の主人公を演じることが出来たのは、とても光栄でした。」

◆──アウスはどんなキャラクターだと思いましたか?
罪を犯した過去もあり、波乱万丈な人生を生きている人物で、人間的にも深みのあるキャラクターだと思いました。

◆今まで演じてこられたヒーローとアウスに共通する部分はありますか?
僕が演じてきたヒーローたちは、最初から能力が高くて圧倒的に強いというキャラクターは多くありません。彼らは、心の中の勇気を振り絞ることで困難に立ち向かい、そこに何かの力が加わることで、強大な敵を倒すことが出来る。最後に大事なのは心の強さ。そのあたりはアウスにも共通していますね。

◆アウスを演じる時に意識したことはありますか?
あまり強くなりすぎず、普通の人間っぽくありたいと考えました。信念が心の中にあるからこそ、力が発揮できる人だと。意識したのは、何度倒されても、決して諦めずに立ち上がっていくところですね。そこは男として一番かっこいいと思ったシーンなので、大切に演じたいと思いました

◆印象に残ったシーンはありますか?
ヒンドからもらったアイシャドウを塗るシーンです。そうやってアウスが覚悟を見せることで、味方の戦意が鼓舞されます。ヒンドとの結びつきも実感できて、とても感動的でした。この映画は、クライマックスも含めて感動できるシーンが何度もある作品です。

◆演じるキャラクターにはどんな姿勢で向かい合っていますか?
まずその作品と役を心底理解することが大事です。台本を読んで、世界観、キャラクターのポジションや心情を理解したら、それを台本の余白に細かく書き込んで頭の中に入れます。次に映像を見ながら自分で練習をしますが、その時には自分も画面の中のキャラクターのように多少体を動かしながら声を出してみます。動きをつけていくと台詞のニュアンスも立ったままで言うときと変わってきますし、リアリティも出てきます。そうして自分の役をシミュレーションした上で、本番では心の中に湧き上がった感性を信じて演じるようにしています

人が人として生きていく為には何が必要なのか。人間性から生まれる信念の力こそ、希望をもたらすものではないのか。本作はそのことを、アウスの生き様を通して世界の人々に訴えかける。本作は日本語吹き替えと同時に英語字幕もついており、日本にいる外国人も楽しめるようになっている。

©︎2021 マンガプロダクションズ

最終更新日
2021-06-23 16:00:00
提供
映画の時間編集部

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