『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が、5月21日(金)より全国ロードショー。
アムロとシャアの最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から33年――。その世界観を色濃く引き継ぐ富野由悠季による小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が待望の映画化。反地球連邦政府運動「マフティー」が挑む新たな戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。ガンダムシリーズでは初監督を務める村瀬修功をはじめ、実力派のスタッフが数多く集結。宇宙世紀最大の衝撃作とも言われる『閃光のハサウェイ』が今、スクリーンで始動する。
緊急事態宣言を受け、5 月 21 日(金)に公開延期を発表した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のメディア向けトークイベントが、4 月 27 日(火)に行われ、ガンダムシリーズでアムロ・レイ役の古谷徹、ガンダムファン歴 42 年で芸能界きってのガンダム通、及川光博が登壇した。
古谷は『逆襲のシャア』でアムロが着ている衣装、及川は『逆襲のシャア』でシャアが着ている衣装を身にまとい、「わざわざ今日のために作っていただきまして、ちゃんと地球連邦軍のマークも入っているんですよ! また『逆襲のシャア』が一番好きな作品なので、本当に嬉しいです。」と嬉しさを露わにした。また及川は「とても緊張しますね。金髪まで寄せていけなかったのが、悔やまれますね(笑)」と語った。衣装はこの後 2 人にプレゼントされることが明らかになり、及川は、「営利目的ではないので、自分のライブで来てもいいですか??」と会場の笑いを誘った。また、「そして私は父、ジオンの元に召されるであろう」とシャアの有名な演説を披露し、手の角度まで細かく再現。ガンダムファンらしさで熱弁した。
また、先日ガンダムチャンネルにて 2 日間限定で無料配信&リアル接続で 14 万人程が同時間に視聴され、大変話題になった『逆襲のシャア』について、出演者である古谷徹は「タイトルを見て、『なんだよ、シャアが主役かよ!』と最初は思いましたね。(笑)ただ台本を読み、作品の内容を把握してみると、アムロのかっこよさや魅力を再確認するための作品だと思いました。」と今でも愛され続ける『逆襲のシャア』に対する思いを語った。そして、ファンとして『逆襲のシャア』を当時劇場で観ていた及川は「高校生、大学生ぐらいの時期でしたね。やっぱりモビルスーツのスピードに大興奮しました。またとても好きなセリフがあって、アムロの『エゴだよ、それは!』『そりゃエゴだよ』という、違うタイミングで同じことを2回言うのが、富野監督の何かメッセージじゃないかと、とても印象的で好きなセリフですね。」と当時を思い出しながら語った。
そして『閃光のハサウェイ』の話題に。33 年前に発売された同名小説をもとに映画化された本作について、古谷は「最新の技術を使ったガンダムのなかで、またアムロを演じられたので、とても嬉しかったです。」と感慨深く話した。及川は「作品の存在はもちろん知っていたのですが、小説は読んでいなかったので、これは先入観なしに劇場で体感しようと思っていました。」と述べた。また完成した作品について「本当に映像が美しく、ギギの瞳の色、ホテルのロビーの椅子の革の質感、植物園の花や池の表現や、海と波がものすごい綺麗。コックピットの中がとてもリアルでとても素敵だなと思いました。本当に作られるたびに進化していて、何回も見たくなる映像だと感じました。市街地での戦闘も、ものすごい迫力で『人間から見たモビルスーツ』『モビルスーツのコックピットから見た人間』のスケール感が、迫力満点ですごいなと思いました。」と映像美を絶賛した古谷。及川も「CG の使い方が、褒め言葉として、実写化!? と思うような絵力がすごいと思いました。あとはやっぱり『ギギに惚れてまうやろ!』でした。また今までは少年を中心としたストーリー展開だったものから、今回の『閃光のハサウェイ』は大人のムードが漂っているなと感じました。ただ、コックピットでよく喋る! と言うのはガンダムシリーズの中でも変わらないところでしたね」と、CG の使い方や映像について、絶賛した。
そして、昨日 4 月 26 日より放送されている及川さんご出演の TVCM について「試写を見終わった後だったのでとても興奮していて、20〜30 分語り倒したのですが、コメントは約 7 秒です!(笑)」と笑いを誘った。及川が熱い想いを語った TVCM は本日 20
時から YouTube のガンダムチャンネルでも配信。
TVCM「及川光博編」ガンダムチャンネル URL:https://youtu.be/r7nrmcgJkR4
最後に、二人にとってガンダムシリーズとは? という質問に古谷は「僕は8〜29歳のアムロを演じ、その後の『閃光のハサウェイ』にも出演させていただき、アムロの一生を全部演じきりたいなと思っています。僕にとってガンダムシリーズとは自分の分身でありライフワークになっている作品です。『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ぜひとも人類の未来とニューライプの生き様を皆さんの目で見届けていただきたいです。よろしくお願いします。」とファンの皆さんに伝えた。及川は「僕にとってガンダムシリーズとは一言でいうと、ナポリタンですね。子供の頃から好きで、おそらく一生好きなんです。嫌いになれないんです。また、『閃光のハサウェイ』本当に何度でも見たくなり、そして早く続きが見たい作品です。CG、画力、声優さんのお芝居、総合芸術だと思いました。ぜひご覧いただきたいです。」とガンダムに対する熱い想いを語り、幕を閉じた。
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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
5 月 21 日(金)全国ロードショー Dolby CinemaTM/ 4D 同時公開
配給:松竹 ODS 事業室 ©創通・サンライズ