「このミステリーがすごい」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化した『護られなかった者たちへ』。殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都という日本映画界を代表する豪華演技派キャストが集結。監督は瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編/後編』)、脚本は林民夫(『永遠の0』)・瀬々敬久と、これ以上ない布陣で贈る第一級のヒューマン・ミステリー。
全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤)という男。刑事の笘篠(阿部)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた―。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―
この度、本作の第1弾ビジュアルが完成。容疑者×刑事として対峙する佐藤健と阿部寛の気迫に満ちた劇中の表情を大きく切り取ったビジュアル。激しい怒りをむき出しにし、刃物のような鋭い目線で睨みつける利根(佐藤)と、胸中に渦巻く想いを抱えながら、事件の奥に隠された真実を解き明かそうと、じっと見据えるような眼差しを向ける笘篠(阿部)。これらの表情に込められた想いとは何なのか?それぞれの想いが激しく交差した先に一体どのような真実が待ち受けるのか?事件の緊迫感を漂わせながら、胸に迫る展開をも予感させ、俳優陣の魂のこもった演技合戦に期待が高まるビジュアルとなっています。
そしてこの度、本作の音楽を『思い出のマーニー』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』等を手掛けた村松崇継が担当することが決定、作品をさらに重厚に情感豊かに彩ります。本作の公開は、2021年秋に決定。2021年、最も切なく最も衝撃的な、究極のヒューマン・ミステリー大作が誕生します。
(C)2021映画『護られなかった者たちへ』製作委員会