累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」が満を持して初の実写映画化となり、大ヒット公開中!この度、公開御礼舞台挨拶を開催。
映画を観終えたばかりの熱気冷めやらぬ会場の雰囲気の中、永瀬は公開後の反響について聞かれると「周りの人からの反応も良くて何回、観ても楽しめる!と言ってもらえて嬉しいです!」と語った。
本作が本気で自転車競技に挑む姿がカッコイイ!と話題になっていることからお互いが思う、カッコいいシーンについて話すことに。伊藤のカッコいいシーンについて聞かれた永瀬は「ドリンクのボトルを思いっきり投げるところです!」と話すと、「わかってるねえ~!」と嬉しそうな伊藤。ボトルの蓋の外れ方や、水の飛び出る範囲など緻密に計算して撮影に臨んだシーンであることを明かし
た。一方の伊藤は永瀬のカッコいいシーンとして落車後の 100 人抜きのシーンを挙げ、「敵を追い抜きたいという感情よりも、仲間に追いつきたいという一生懸命な姿がカッコよかった」と語った。また伊藤のカッコいいシーンについて聞かれた坂東は隊列を組んで走るシーンを挙げ、セリフにはなっていないものの、先頭で懸命にチームを引く鳴子に「鳴子、大丈夫か!?」と伊藤が励ましの言葉をかけていたという裏話を披露。さらに続けて「健太郎君の優しさが詰まっているシーンだと思いました!」と力説された伊藤は「営業妨害!キャラが壊れるからやめて!恥ずかしい(笑)」 と苦笑いしながら答えた。
話は高校時代に戻れたらどんな青春を送りたいか、という話題に。永瀬は「担任の先生との恋愛とかしてみたかった」と話すと、伊藤は「禁断の恋だ!」と横から反応。さらに「好きって伝えるんだけど、ハタチになってまだ好きだったらお酒でも飲みながら話そう。って軽くあしらわれたい」と妄想全開の永瀬は「漫画の見過ぎ?」と恥ずかしそうに話を終えた。また坂東は高校時代が私服登校だったことを明かし、「制服デートがしてみたかった」と発言。「どんなデートがいいの?」と永瀬に聞かれた坂東は「テーマパークとか行って観覧車に乗りたい!」とノリノリで答え、終始楽しそうな 3人だった。
さらにここで、8月25日(火)が ”川柳発祥の日“ ということで「弱虫ペダル」川柳選手権と称し、3 人には「青春」をテーマに五・七・五で一句詠んでもらうことに。司会者から一番イマイチな川柳を詠んだ人には苦い”センブリ茶“を罰ゲームとして飲むことが明かされると永瀬は「普通こういうのってご褒美じゃないんですか!?罰していくスタイルですか!」と不満そうな表情を浮かべた。
◆坂東作「赤い山 汗がふき出る ケイデンス」
鳴子の赤と、夕焼けで赤く染まる山を掛けました!自転車で必死に上っている姿を「汗がふきでる ケイデンス」に込めました。また「ケイデンス」は坂道のイメージ、「汗がふき出る」には汗が沢山出るほど暑い“青い”空に、今泉の青を掛けています。
◆伊藤作「青春を 弱虫ペダルで もう一度」
ラジオをやっているときも良く五・七・五でって言われるんですけど苦手なんですよ! 五・七・五って何ですか!?
◆永瀬作「プール後の 塩素の匂いと 夏の風」
分かってもらえる情景だと思います。プール後って塩素の匂いがすごかったり...窓を開けてたら夏の匂いがするじゃないですか。それをイメージしました。
川柳の発表後、「俺の青春は五・七・五じゃ収まらない!」と熱く語る永瀬に対し坂東が「五・七・五で色々想像させるのが川柳だから」と冷静に突っ込みを入れると、永瀬も「さっきから何!?川柳の先生なの!?」と的確な突っ込みで返した。そしてついに結果発表。会場のお客さんの判定の結果...センブリ茶は永瀬が飲むことに!「廉君のうちわとか持ったファンが多いけどこっちに転ぶんだね(笑)」と伊藤が話すと、「わかってたよ!ファンの人は俺に飲んでほしいからこういう結果になるって!」と悔しそうな永瀬。いざセンブリ茶を飲んだ永瀬は「苦すぎて舌が痙攣してます...」と苦悶の表情を浮かべながら語り、「この会場にいる人の顔、全員覚えたからな!」と会場にいる観客に向かって宣戦布告?した。
最後に、永瀬は、「この作品の熱さをもっと届けていきたい。もっとこの作品を愛してもらえると嬉しいです」と堂々と締めくくり、キャスト達の熱い想いと共に盛り上がった舞台挨拶は、大盛況のうちに終幕した。
(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008