中村梅雀、津田寛治 バレンタイン初日に「愛」を語る!『山中静夫氏の尊厳死』初日舞台挨拶

中村梅雀、津田寛治 バレンタイン初日に「愛」を語る!『山中静夫氏の尊厳死』初日舞台挨拶

芥川賞作家であり現役医師として活躍する南木佳士原作の同名小説の映画化で、中村梅雀、津田寛治がダブル主演をつとめた映画『山中静夫氏の尊厳死』は、年明け2020年2月上旬より、シネスイッチ銀座をメイン館に全国順次ロードショー。

この度、映画『山中静夫氏の尊厳死』の初日舞台挨拶が行われ、中村梅雀さん、津田寛治さん、田中美里さんが登壇しました。
共演について、中村梅雀さんは「私と津田さんは、まともに共演するのは今回が初めて。私は患者役でしたが、辛い思いを医者役の津田さんに思い切りぶつけると、本当に、お医者さんのように優しく接してくれてリアルに癒されましたね。」と語り、津田さんは「梅雀さんとの共演はとても素晴らしかったですし、本当に病院にいる気分で撮影していました。梅雀さんとのシーンは本当にリアルでドキュメンタリーのよう。リアルでお芝居を忘れるくらいでした。リハーサルで梅雀さんが長いセリフを語るシーンでは涙が出てしまって、本番ではグッとこらえるのが大変でした。」と梅雀さんとのシーンの思い出を語りました。

2月14日の初日は”バレンタインデー”ということで、映画に絡めた愛にまつわるエピソードについて中村梅雀さん「愛を捧げたいのはもちろん家族なのですが、長野の佐久での映画撮影中、隣の小諸市のなじみの宿にずっと泊まっていました。宿の料理長さんがカロリー少なめで健康的な、美味しいお弁当を毎朝4時に作ってくれて。この映画を観てもらいたかったけど、彼は末期ガンで完成前に亡くなってしまいました。その料理長に感謝と愛を捧げたいです。」津田さん「ぼくも家族に感謝なのですが、撮影監督の高間さんとは昔から親しくして頂いていて。今回”かんちゃんの主演映画を撮れるなんて思ってもなかったよ!”と喜んでくれて、完成した映画を初めて観た後、高間さんがボロボロ泣いて抱きしめてくれたんです。僕も涙が止まらなかったです。大きな愛をくれた高間さんに感謝です。」田中美里さん「今日来てくれたお客さんに感謝です。愛がたくさん詰まっている映画をバレンタインに選んでくれて正解です!」と述べました。

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映画『山中静夫氏の尊厳死』
2月14日(金)より シネスイッチ銀座 ほか全国順次ロードショー
(C)2019映画『山中静夫氏の尊厳死』製作委員会

最終更新日
2020-02-17 10:50:00
提供
映画の時間編集部

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