[三船敏郎生誕百年×武蔵野館百周年記念]三船敏郎デビュー作『銀嶺の果て』など、貴重な作品を35mmフィルムにて上映

[三船敏郎生誕百年×武蔵野館百周年記念]三船敏郎デビュー作『銀嶺の果て』など、貴重な作品を35mmフィルムにて上映

2020年6月に開館百周年を迎える武蔵野館。百周年を記念し、毎月テーマに合わせた記念上映を実施。日本のみならず、世界中の映画ファンに愛され、ハリウッドの殿堂「ウォーク・オブ・フェイム」にその名を刻む三船敏郎もまた、本年4月1日が生誕百年となります。武蔵野館百周年記念企画では、3月下旬から 4月上旬にかけ、三船敏郎の生誕百年を記念し「世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎生誕百年記念~」をテーマに、選りすぐりの名作を上映することが決定!

三船敏郎の記念すべきデビュー作、冬の日本アルプスでロケーションを行った山岳アクション映画『銀嶺の果て』。二枚目半のニセ宝石の細工師と、街頭の似顔絵描きの恋物語が展開するライトコメディ『東京の恋人』。三船演じるタクシー運転手と客とのエピソードを中心にしたオムニバス作品で、素の三船敏郎に近いキャラクターが魅力的と言われる『吹けよ春風』。何度も映像化されている吉川英治の長編小説『宮本武蔵』の戦後最初の映画化作品であり 1955 年、第 28 回米アカデミー賞特別賞(最優秀外国映画)に輝く『宮本武蔵』。稲垣浩監督が 1943 年(昭和 18 年)に製作した『無法松の一生』を自らリメイクし、第 19 回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『無法松の一生』。そして「シラノ・ド・ベルジュラック」を原案に、ある侍の恋の苦悩を煌びやかに描いた大作『或る剣豪の生涯』、三船敏郎・鶴田浩二の、当時の東宝 2 大スター競演によるアクション映画『暗黒街の対決』。加えて、太平洋戦争時、連合艦隊の司令長官であった山本五十六(三船)の人間像を、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて描いた『連合艦隊司令長官 山本五十六』、以上8作品を上映。

場内ロビーでは、ここでしか見ることのできない大変貴重な写真パネルの展示も予定。劇場の大画面で見たい大作から、めったに上映される事のない貴重な作品も数多くラインナップし、全作を 35mm フィルムにて上映! 今なお色あせることのない三船敏郎の魅力を満喫できる貴重な機会です、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

<上映スケジュール>
■『無法松の一生('58)』
  3月27日(金) / 3月30日(月) at 武蔵野館
■『連合艦隊司令長官 山本五十六』
  3月28日(土) / 3月29日(日) at 武蔵野館
■『暗黒街の対決』
  3月31日(火) at 武蔵野館
■『銀嶺の果て』
  4月1日(水) / 4月2日(木) at 武蔵野館
■『東京の恋人』
  4月3日(金) / 4月6日(月) at シネマカリテ
■『或る剣豪の生涯』
  4月4日(土) at シネマカリテ
■『宮本武蔵('54)』
  4月5日(日) / 4月7日(火) at シネマカリテ
■『吹けよ春風』
  4月8日(水)/ 4月9日(木) at シネマカリテ

写真:脇田巧彦氏 撮影

最終更新日
2020-01-27 15:20:00
提供
映画の時間編集部

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