加藤清史郎 主演、松居大悟監督 最新作、熊本県でオールロケを敢行した、映画『#ハンド全力』(ハッシュタグ ハンドゼンリョク)は、加藤演じる主人公マサオが、SNSをきっかけに再開したハンドボールを通して、あらためて人の優しさや強さ、絆の大切さを知り成長していく姿を瑞々しく描いた青春映画。
映画『#ハンド全力』(ハッシュタグ ハンドゼンリョク)は、日本で初開催される 2019女子ハンドボール世界選手権大会を国内外に広めるために制作された、2019女子ハンドボール世界選手権大会公式タイアップ映画として、2020年5月22日全国公開が決定しました。
SNS で廃部寸前のハンドボール部がよみがえる?!
熊本在住の高校生・清田マサオは、夢中になれるものもなく、幼馴染の岡本とスマホをいじるだけの無気力な日々を送っていた。ある日、マサオが震災で離ればなれになってしまった親友タイチと 3 年前に仮設住宅前で一緒にハンドボールをしていた写真をアップすると、その投稿に思わぬ熱いコメントが続々と集まりだす。それに気をよくし「#ハンド全力」とハッシュタグを付けたころ、全国からさらに“善意”が寄せられ、大きな反響を呼ぶ。マサオと岡本の二人は SNS を盛り上げるためだけに、廃部寸前の男子ハンドボール部部長・島田と再建に向け奔走するのだが・・・。SNS をきっかけに再開したハンドボールを通して、あらためて人の優しさや強さ、絆の大切さを知り成長していくマサオ。バズって、走って、恋をして、地方で今を生きる瑞々しい青春映画が誕生した。
本作の主人公・清田マサオには、子役時代からマルチに活躍する加藤清史郎。SNSに振り回されながら成長していく男子高校生を現在18歳となった彼自身が等身大で演じています。マサオを常にサポートする幼なじみの岡本には、新海誠監督の大ヒット長編アニメーション映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高役の声を担当し一躍注目され、『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」の舞台化、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」でも主人公・日向翔陽役を射止めた、醍醐虎汰朗。誰よりもハンドボールを愛する熱血部長・島田には、気鋭の演出家・藤田貴大(マームとジプシー)による寺山修司の代表作「書を捨てよ町へ出よう」の主演に抜擢され鮮烈な俳優デビューを飾った佐藤緋美。SNS に依存している東京出身のダンサー志望・蔵久には、現在公開中の『閉鎖病棟-それぞれの朝-』(平山秀幸監督) に出演、来年も『犬鳴村』(清水崇監督)や『峠 最後のサムライ』(小泉堯史監督)など話題作が待機する坂東龍汰。卓越した分析力で弱小ハンド部を陰で支える七尾次郎に、国民的人気子役として知られ、映画、テレビドラマ、バラエティと幅広く活躍する鈴木福。再起をはかるハンド部に入部する心優しい片山役の磯邉蓮登、そしてクラスのムードメーカー林田役の岩本晟夢は、共に熊本のオーディションで見事選ばれた期待の新星。震災で富山に転校してもハンドボールを続けるマサオの親友・タイチには、来年の出演映画『シグナル100』や大ヒット漫画「DEATH NOTE」のミュージカル「デスノート THE MUSICAL」で夜神月役の主演舞台が控える甲斐翔真。今後の躍進が楽しみなネクストブレイク必至の若手俳優が集結しました!
監督は、『アフロ田中』で長編映画デビューし、枠に捉われない作風は国内外から評価が高く、ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ、劇団ゴジゲン主宰と多岐に渡って活動する松居大悟。今回、オリジナル脚本で女子ハンドボール世界選手権大会が開かれる熊本県でオールロケを敢行。ハンドボールを通して成長していく高校生たちの姿を独自の視点で瑞々しく描き出しました。
2019 女子ハンドボール世界選手権大会公式タイアップ映画となる本作には、ハンドボール界のスーパースター宮﨑大輔選手も登場!また、熊本県出身で、くまモンがキャプテンを務める大会公式ファンサイト「くまモンハンド部」のマネージャーに就任した田中美久(HKT48)が女子ハンドボール部マネージャー・橋向を好演。同じく熊本県出身で、ハンドボール・インターハイ出場の経験を持つ渕上晃が女子ハンドボール部員役として出演し花を添えています。
<コメント>
◆主演・加藤清史郎
「個性的なキャラクターが作り出す空気を、老若男女問わずに楽しめます!見終わった後に、頑張ることって素敵だな、自分も何か頑張ってみようかな、そんな風に思える作品です。」
◆松居大悟 監督
「バイプレイヤーズを経て、初めて手掛けた長編です。一人でも多くの人に愛される作品になってほしいと願いを込めて作りました。人間は、強い。熊本の仮設住宅でハンドボールと向き合いながら、そんな当たり前のことを感じました。どうしようもない事が起きても、SNS に振り回されても、人間は強いんだ!と、ネットニュースで出す矛盾。でも、どうにかするんだよ。劇場で会いましょう!」
◆宮﨑大輔 選手
「自分が中学の頃ハンドボールを一度辞めたことを思い出しました。他がかっこよく見えた時期でもありましたが自分にはやっぱりハンドボールしかなかった!先生や仲間、家族の大切さを感じそこからはただがむしゃらにハンドボールと向き合ってきました!「届け、繋がれ、あのときのように!!!」これからもハンドボールの魅力を伝えていきたいと思います。」
© 2019 『♯ハンド全力』 製作委員会