世代を超えて読み継がれる伝説の漫画を、主演に池松壮亮、ヒロインに蒼井優を迎え、真利子哲也監督により映画化した『宮本から君へ』。この度、本作の主題歌情報が解禁!ロックバンド、エレファントカシマシのヴォーカル&ギターの宮本浩次がソロとして、ギターに横山健を迎え書き下ろした「Do you remember?」が映画主題歌に決定!
原作コミックは、社会に蔓延する様々なテーマを、容赦ない人間描写と圧倒的な世界観で描き続けてきた漫画家・新井英樹が熱血営業マン・宮本浩、七転八倒の記録を描いた作品。いまもなお俳優やミュージシャン、漫画家など各界から熱烈な支持者を生み続け、世代を超えて読み継がれ、2018年に、テレビ東京でドラマ化された。宮本浩次は、エレファントカシマシとして、このドラマ『宮本から君へ』へ、主題歌「Easy Go」を提供。宮本がソロ活動を開始した2019年、映画化にあたり、改めて真利子哲也監督から主題歌制作の依頼を受け、宮本浩次が「Do you remember?」を書き下ろした。この楽曲のもつ力を最大限に引き出すために、横山健のギターが必要だと確信した宮本は、自ら横山へオファー。宮本の熱意と本気を感じた横山は快諾。さらにKEN BANDのベーシスト・Jun Gray、ソウル・フラワー・ユニオンのドラマーとしても活動するJah-Rah、という強力な布陣が加わり、ここに同世代による新しいバンドが誕生。楽曲を練り上げていくこととなった。
綿密な打ち合わせとリハーサルを経て「Do you remember?」は、宮本浩次と横山健、それぞれの音楽人生が交差し、濃縮された高濃度のパンクロックへと進化。新たなバンドとしての初期衝動から生まれ出た激しさと勢い、そして、キャリアと誇りに裏打ちされた綿密な音作りが同居した、コラボレーションの理想的な形として歴史に残る作品に仕上がっている。この魂を揺さぶる人間讃歌が、宮本浩と靖子と“君”を応援する!
そして主題歌と同時に最新ポスタービジュアルが解禁!主人公の宮本浩(池松壮亮)と中野靖子(蒼井優)、二人の幸せな笑顔が強く印象に残る写真は、写真家・佐内正史によるもの。「負けてたまるか」というコピーには、宮本浩の生き様とともに、“宮本”から“君=観客”へのまっすぐなメッセージが込められ、「ぶつかり合う愛(たましい)と愛(たましい)」には、宮本と靖子が試練を乗り越えていく過程で繰り広げられる二人の愛のカタチを伝えている。
金なし!コネなし!勝ち目なし!…でも情熱だけは半端ない!熱血営業マン・宮本浩が、愛する人のため“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む!宮本の暑苦しくも切ない生き様を描いた極限の人間讃歌エンターテイメント、映画『宮本から君へ』は9月27日(金)全国公開!
<宮本浩次 コメント>
Q.真利子監督よりオファーを受けて、「Do you remember?」はどんな気持ちで書き下ろしたのでしょうか?
「真利子さんは、寡黙なんだけれども、体は冗舌で、どんなうたをつくってほしいか、彼を見ればいつでも一発でわかる!映画「宮本から君へ」のはじめての打ち合わせで、真利子さんと話したときから、メロディがなりだした。真利子さんとオレはそういう意味では相性がいいと思います。」
Q.今回、横山健さんを迎えた理由を教えてください。
「最高のロックギタリストだから。かつて、メトロックでまるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!」
Q.横山健さん、Jun Grayさん、Jah-Rahさんと4人でのリハーサルとレコーディングをした感想を教えてください。
「ロックっていつだって最強な気持ちにさせてくれる。先日もリハーサルで、4人で音をだしてかえるとき、自然に胸を張ってあるいていた。ひとりでこっそり肩でかぜを切ってあるいていた。ロックはロマンチックで最強。この4人で音を出すとその感覚が甦ります。最強です。」
Q.「Do you remember?」は映画「宮本から君へ」で流れますが、ご覧になる方々へメッセージをお願いします。
「考えうる、最強のメンバーが経験値と自信を背景にしつつ、おどろくほどピュアに音にむかっている。そして最強のロックがなっていると自負しています。映画ともども愛されてほしい。」
<横山健 コメント>
「ボクはエレファントカシマシのデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。それは皆さんも御存知でしょう。その宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18才だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです。「長く、ブレずにやってみるもんだなぁ!」と思いました。レコーディングは順調そのものでした。なにしろ宮本さんが書いてきた曲が素晴らしい。しかしボクはそれは何倍にも増幅させる心意気でやりました。宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に「横山健と組まなきゃこうはならないよね」と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみて下さい。お願いです。聴いてみて下さい。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、「あなたの感覚、にごってるよ」とボクは言えます。」
<池松壮亮 コメント>
「この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。宮本さん、ありがとうございます。あとは全て引き受けます。エンドロールの音が鳴り止む瞬間まで必ず届けます。あいつが街にやって来る。」
<真利子哲也監督 コメント>
「言うまでもなく、はじめから『宮本から君へ』の主題歌は宮本浩次さんで間違いないと信じていました。未完成のデモ音源を聞かせていただいた後、宮本さんは「監督とはじめて顔を合わせた時にこっちだと思った」「Do youremember?という歌詞はその時から考えていた」とおっしゃって、最後に「ギターで横山健さんにお声かけするのはどうですか?」と。その時は信じがたかったです。ただ、何も言うことはありません。だって、実現したら最高じゃないですか。完成した主題歌には、映画を観た人に持って帰ってもらいたい感情が爆発していました。映画と音楽が絶妙にシンクロする瞬間がたまらないです。『宮本から君へ』にこれ以上ないほどふさわしい渾身の主題歌に、真っ赤な薔薇の花束を!」
▼宮本浩次と横山健 2ショット写真/ カメラマンクレジット:佐内 正史
▼最新ポスタービジュアル/ (C)2019「宮本から君へ」製作委員会