玉森裕太、はにかみながら「劇場で待ってんで!」映画『パラレルワールド・ラブストーリー』大阪舞台挨拶

玉森裕太、はにかみながら「劇場で待ってんで!」映画『パラレルワールド・ラブストーリー』大阪舞台挨拶

累計発行部数150万部を超える東野圭吾のベストセラーを映画化した『パラレルワールド・ラブストーリー』が5月31日(金)に全国公開。

上映後の余韻に浸っている観客たちの前へ、サプライズで現れた玉森に会場は騒然、黄色い歓声に包まれた。まさにたった今、映画を観終えた観客を前に「この映画は挑戦することが多かったので、観てもらえたことがすごく嬉しいです。」と語った。撮影現場では森義隆監督に「24時間、崇史を抜かないでくれ」と言われていたそうで、「キスマイの仕事の時も崇史を抜かないようにしようと思って、ずーっと一点を見つめて何もしゃべらず…多分メンバーは不思議がっていたと思います、どうかしちゃったんじゃないかって」と笑いながら撮影当時を振り返った。しかし、バラエティもこなすKis-My-Ft2。そんな時はどうしていたのかと問われると、「映画撮影の現場とキスマイの現場は真反対というくらい違うので、困ったこともありましたけど、それはメンバーのみんなが言わずとも率先してやってくれたり、僕がやらないといけない役割を手伝ってくれたり、そういう雰囲気を感じていたのですごく感謝していますね」とメンバー同士の絆の深さを明かすエピソードを披露した。
1ヶ月半にわたり、演じる役のことをずっと意識し続ける役作りはほぼ初めてだったという玉森は、「(撮影後に)役は抜けたんですが、燃え尽き症候群みたいになって…なんにも手につかないし、手に力も入らないし、ずっとぐったりしている日が何日かありましたね」と語った。また、親友の智彦を演じた染谷将太との共演について聞かれると、「染谷くんとはお芝居で向き合っていると吸い込まれるような目つきと言いますか…『今この人のことが気になるな』って、撮影していない時も染谷くんの行動を追っちゃったりしましたね。いま何しているんだろう、何を考えているんだろう、とか」と、実力派俳優である染谷との共演から刺激を受けると同時に、役へ深く没入していたことを語った。

本作ではパラレルワールド=2つの世界が描かれることにちなみ、MC から「もし明日の朝、目が覚めたら大阪在住の関西人になっているパラレルワールドにいたらどうしますか?」という質問が飛んでくると、「大阪に住んでいても、変わらず家に引きこもっていたいです。どこに行っても、関西人になっても(食事は)出前でいい(笑)」と、会場の笑いを誘った。さらに以前、関西弁の役を演じたこともある玉森にMCから「関西弁でメッセージをいただけませんか?」と振られると、本作が必ず2度・3度と観たくなる映画だと思うと前置きし、「劇場で待ってんで!また観に来てや」と、はにかみながら応え、玉森の貴重な関西弁に会場からは悲鳴があがった。「関西弁、難しいですね。」としきりに照れる玉森は、MCと繰り返し「待ってんで」「観に来てや」のイントネーションを確認し、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれた。

最後に「魂を込めた作品です。1回だけでなく、何度でも楽しんでいただける映画になっていますので、みなさんの力でこの映画を広めていただけたら、そして、もっと盛り上がっていただければ嬉しいなと思います」と玉森が挨拶し、舞台挨拶は幕を閉じた。

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『パラレルワールド・ラブストーリー』
5月31日(金)全国ロードショー
©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 ©東野圭吾/講談社

玉森裕太、はにかみながら「劇場で待ってんで!」映画『パラレルワールド・ラブストーリー』大阪舞台挨拶3
最終更新日
2019-05-30 09:10:00
提供
映画の時間編集部

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