『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の監督 J・A・バヨナが初の製作総指揮を務めた映画『マローボーン家の掟』が4月12日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開。
ゴーストストーリー、サイコサスペンス、そしてその先へー戦慄のシチュエーションスリラーはこうして作られた!卓越した脚本と舞台に映し出される恐怖と緊張感
『マローボーン家の掟』で監督デビューを果たしたセルヒオ・G・サンチェス監督。『永遠の子どもたち』『インポッシブル』で脚本を務め、巧な感情表現と臨場感を創出することで高い評価を得ており、本作でも遺憾なくその手腕を発揮。“掟”を守りながら暮らす兄妹たちが屋敷という閉ざされた環境で、迫りくる“何か”と対峙する恐怖と緊張感を見事に描き出した。セルヒオ監督は「この映画はマトリョーシカ人形を1つずつ開けていくように、新たな謎が解き明かされ、その度に映画の正体が変わっていくんだ。物語がファミリードラマからゴーストストーリー、サイコサスペンス、さらにその先へと姿を変え、最後には人形がならんでいるかのようにそれらが物語の中心を取り囲み、感情に結び付くんだ」と次から次へと物語が形を変え、どんどんスリルが加速する綿密に練られた物語の成り立ちを解説する。
そして物語に緊張感を与える重要な役割を担う “屋敷“もこだわりをもって選ばれた。ストーリーに込められた感情面をうまく引き出すために、セルヒオ監督の故郷であるスペインのアストゥリアスにて、セットではなく本物の屋敷で撮影。”恐怖に満ちた家ではなく、住人たちの心の状態を示す印象をあたえる家”を作り出し、恐怖、怒り、哀しみなど、さまざまな感情に揺れ動く登場人物たちの心情と呼応するかのような屋敷が物語のなかで息づいている。卓越した脚本とこだわり抜かれた舞台、そしてもちろん一流のスタッフ・脚本で贈られる恐怖と緊張感が迸る戦慄のシチュエーションスリラーに注目!
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『マローボーン家の掟』2019年4月12日(金)より新宿バルト9 ほか全国ロードショー
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配給:キノフィルムズ|木下グループ 宣伝:REGENTS