“音”というキャラクター?!手に汗握る緊迫の世界観の製作秘話をエミリー&ジョン夫妻が語る

“音”というキャラクター?!手に汗握る緊迫の世界観の製作秘話をエミリー&ジョン夫妻が語る1
“音”というキャラクター?!手に汗握る緊迫の世界観の製作秘話をエミリー&ジョン夫妻が語る2

主演エヴリン役はハリウッドきっての実力派女優、エミリー・ブラント。その夫・リー役には、実生活でも彼女の夫である『プロミスト・ランド』のジョン・クラシンスキーが監督も務め、初のホラー作品ながらもこの大ヒットを飛ばし、新作のオファーが押し寄せている。『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイの製作会社プラチナム・デューンズが製作。この“沈黙”の恐怖に、観る者すべてが閉じ込められる。
この度、ジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントが、本作で重要なキーポイントとなる“音”にまつわる製作秘話を語る特別映像が到着!

「音を立てたら、即死」そのキャチコピーが表す通り、本作で“音”はかなり重要なキーポイントである。映像では「撮影で挑戦だったのは、会話無しで飽きさせない演出」を考えることだったと語るクラシンスキー。その言葉通り、クラシンスキーは、一瞬一瞬手に汗握る伝統的なホラー映画を作り上げるべく、試行錯誤を繰り返したといい、日常生活で生じる“音”を詳細にリスト化。《安全な音》と《安全でない音》に分け、生きていく上で絶対に生じる“音”を徹底的にリサーチした。“音”をひとつのキャラクターとして捉えることで本作の世界観を作り上げたのだ。エヴリン役を務めるエミリーも「音が重要だった。音こそが敵」と断言し、限られた音しか出せない世界だからこその緊迫感をアピールしている。
脚本と監督、そして俳優を務めるクラシンスキーは、静寂と音のバランスを駆使して、この物語を一番刺激的に伝える方法は何か、それを模索するのを楽しんでいたようで、自宅ではゲームのように、妻でありエヴリン役でもあるエミリー・ブラントと静かに過ごそうと試して、どちらかが音を立ててしまったら、『はい死んだ』と言って互いに顔を見合わせる、といったユニークなアプローチまでしていたとか。そんなプロセスを経て作り上げられた本作の世界を映像化する上で、クラシンスキーは『アルゴ』(12)や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(11)を手がけ、アカデミー賞にノミネートされたこともある伝説的な音響制作スーパーバイザーのエリク・アーダールとイーサン・ヴァン・ダー・リンの2人に本作のサウンド・デザインを依頼。観客の耳をわずかな音にも集中させるべく、自然な聴覚環境を作りあげるのに一役買っている。

見事な音響と音楽で雰囲気を作り出し、ほとんど絶えられないようなスリルを持続させた新たなホラー映画を誕生させたクラシンスキー。音と静寂、そして恐怖と愛がせめぎ合う「没入型」の映画体験をぜひ、大スクリーンで堪能して欲しい。

(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

最終更新日
2018-09-06 17:15:00
提供
映画の時間

広告を非表示にするには