即興ラップ披露あり、文春砲あり!?「鷹の爪」史上最多のメディア襲来に監督もびっくり!完成報告会見イベント

即興ラップ披露あり、文春砲あり!?「鷹の爪」史上最多のメディア襲来に監督もびっくり!完成報告会見イベント1
即興ラップ披露あり、文春砲あり!?「鷹の爪」史上最多のメディア襲来に監督もびっくり!完成報告会見イベント2

 ハリウッドとの驚愕のコラボレーションで話題の『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』が、10月21日(土)より公開となります。公開を前に本編の完成を迎えた9月21日(木)に完成報告会見。会見には、予算が崩壊するほどの豪華といわれるキャスト陣も揃い、完成した本作の見どころなどを語りました。

 「「鷹の爪」史上最もマスコミの方が多くて、こんなに多いと戸惑ってしまうんですけど、イメチェンで眼鏡を外したりしたんで、撮ってください!!一応、映画も完成してます...! まだ修正したい点もあって、これからプロデューサーと相談します(笑)」と語る監督のFROGMANをはじめ、山田孝之、知英、オカダ・カズチカら登壇者全員がスーツやドレスに身を包み、鷹の爪とは思えない豪華なイベントが開幕。とくにハーレイ・クイン役の知英さんは、役を意識した真っ赤なロングドレスで登場し注目を浴びました。
 今回、世界的ヒーローである、DCスーパーヒーローズとのコラボが実現したことについて聞かれると、監督からは「去年が(アニメ鷹の爪)10周年だったんで、何か大きなことをやりたいと思って、世界中の大きなコンテンツに声をかけたら、全部断られまして…。そんな頃に、絶対ダメだろうと思ってオファーをしていた“DC“から「ちょっと話が聞きたい」と連絡があって、それからトントントンとコラボが決まりました。それでも足掛け3年くらい掛かって、「鷹の爪」としては最長プロジェクトになってしまいましたね」と初めて裏話が明かされた。

 バットマン役を演じた山田孝之は、風邪気味といいながらも「「鷹の爪」に参加できることができて嬉しかったです。ただバットマンはずっと同じテンションのキャラクターなので、正直そこだけだと面白くないんですけど、遊べる箇所があって、そういう所はやっていて楽しかった」と納得の表情。「「鷹の爪」ならではの遊び心があって、僕的には映画の見所だと思ってます!とにかく声を落として、ガサガサさせてました。」と完璧な見どころアピールも!
 また、ゲスト出演しているオカダ・カズチカからは「オカダ・カズチカでいるために、インタビューDVD をたくさん見て勉強をしました。本人だったんで意味なかったんですけど(笑) 一畳の部屋で音を録ったのですが、僕みたいな大柄な人が監督と一緒に部屋にいて、狭い部屋が余計狭くなってしまったんじゃないかと思います...!最初オファーが来たとき、バットマンかと思ったんですけど、本人役で安心しました。」と初めての鷹の爪役づくりに対して語る一方で、「自分の役名だったので、次は違う役に挑戦したい」という今後への前向きな希望や、今回主題歌を手掛けた今注目のアーティストGLIMSPANKYからは「”予算”というテーマで、本当は人間は「お金」と「愛」の何を求めるのかっていうところを訴えたいと聞き、曲を作りました。そこにヒーローが飛んでいくようなイメージも反映させました!アメリカのコミックとのコラボもしているので、僕らがやってるロックミュージックと相性が良くて、イメージが湧きやすかったです。私たちが本気で伝えたいと思うテーマも、監督と通じ合うことができたので安心して参加できました。」と驚きの製作過程も。さらに、声優として出演しているラッパーのDOTAMAは、ここで即興のラップも披露し、会場からは大きな拍手を浴びた。

<質疑応答>
◆危ぶまれていた予算は大丈夫だったのか
監督:
予算は大丈夫だと思います。その分、我々が頑張って制作しましたので。いつも夜7時に帰社してることにして、朝まで仕事していまし
た! 取締役なので残業代つかないんですけど、頑張りました...!

◆本作の感想
山田:
面白かったです。(絵がない状態で声をつけたので)畳一畳くらいの部屋に、監督と紙を持って、文字だけを読んでやらせていただきました...。でも、なんとかなりました!

知英:
声優をやるのは今回が2回目なんですけど、セリフが多い役は初めてでした。監督が横にいて、なんでも付き合ってくださったので、私も楽しくできました!鷹の爪の特徴がある面白さと、今回「予算」がテーマということで、(映画の)途中に CM が出てきたり、コラボがさりげなく出ていて面白かったです。すごく笑いましたよ~! (笑)

DOTAMA:
こんなに豪華な出演者の方の中に混ぜていただいて、本当に嬉しいです!(自分の声を聞いて)変なやつだな~って思いました。ヒーローは声がカッコいいのに、僕のところだけ素っ頓狂な奴がいるなって...(本業がラッパーということでラップを披露♪)

◆いつもと違うたくさんの声優を起用について
監督:
僕も声優として十年数年やってきてるんですけど、プロを交えるとそのたびに感動します!今回は DC とのコラボでたくさんのキャラクターが出演するということで、日本の凄い人を集めました!僕の中で、日米決戦って感じです~最高にぴったりなキャスティングとアートになったんじゃないかなと思います。

 質疑応答の最後には、週刊文春の文春(ふみはる)くんも乱入!今回が世界的コラボということもあり、「経歴詐称はなかったのか」と鋭い質問が飛んだ。監督が「するわけないじゃないですか!盛ったのは、日本で大ヒットする監督は漢字3文字ってことです。宮崎駿とか。僕も3文字なんで(笑)」と切り返すと会場からは笑いが。
 最後に監督から「作る側ががすごく楽しかった作品で、僕が前から出てもらいたかった人に出ていただいで、僕自身もやりたいことをやり尽くしてます!!かなり攻めた作品です!言いにくいいことも言えない世の中で、ここまでやれるのは鷹の爪しかないのかな~と思ってます!公開時期に衆議院選が重なりそうで、「これも政府の陰謀か!」って感じですが、どうぞよろしくお願いします!!」と締めて、イベントは(文春くんの質問以外)終始和やかな雰囲気で終了した。

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即興ラップ披露あり、文春砲あり!?「鷹の爪」史上最多のメディア襲来に監督もびっくり!完成報告会見イベント3
最終更新日
2017-09-25 18:30:00
提供
映画の時間編集部

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