福毛や足の指の長さで盛り上がる!?”今の日本にはこういう人がほしいんだ”雨上がりの映画『関ヶ原』完成披露イベント

福毛や足の指の長さで盛り上がる!?”今の日本にはこういう人がほしいんだ”雨上がりの映画『関ヶ原』完成披露イベント1
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  世代を超えて熱烈なファンを数多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎原作「関ケ原」。現在までに単行本・文庫を合わせた累計発行部数が590万部を超える国民的“ベストセラー”が、『日本のいちばん長い日』で第39回日本アカデミー賞優秀作品賞、及び優秀監督賞を受賞した巨匠原田眞人監督の手により初の完全映画化され、8月26日(土)全国ロードショーとなります。
 “関ヶ原”が一夜限りの完全再現!この度公開を記念し、7月18日(火)に完成披露イベントの開催し、日本を代表する超豪華キャストが豊洲に一堂に集結しました!

 若い女性でいっぱいの会場は、キャストの登場を今か今かと待ちわびます。MCによる作品紹介ののち、ステージの両サイドに設置された大砲の轟音が鳴り響き、レッドカーペットの上を主人公“石田三成”を演じた日本映画界を代表する国民的俳優岡田准一さんを筆頭に、“島左近”役の平岳大さん、“小早川秀秋”役の東出昌大さん、“豊臣秀吉”役の滝藤賢一さん、“前田利家”役の西岡德馬さん、そして三成の最大の宿敵“徳川家康”を演じた、日本映画界の重鎮・役所広司さんがさっそうと歩いて登場!
 ステージに勢ぞろいし、主演の岡田さんが「皆さんこんばんは」と挨拶をすると、会場からは黄色い歓声が。「映画が完成出来て、それを皆さんに伝えられるということをとてもうれしく思っています。大好きな俳優さんや尊敬する方とお仕事が出来て幸せでした。是非、来月公開です、観てください」とコメント。続いて初芽を演じた有村架純さんは「皆さん、雨大丈夫でしたか」と日中の豪雨に関して気遣い、「今回時代劇が初めてで、所作とかアクションとか戸惑いもありましたが、原田さんを始め、素晴らしいキャストの方々に囲まれた刺激的な撮影を送ることが出来ました。私としてもとても大事な時間を過ごさせていただいた現場ですので、キャストやスタッフさんのの皆さんの想いを感じていただけたら嬉しいと思います。」と挨拶。島左近役の平岳大さんは有村さん同様「雨は大丈夫でしたか」と気遣いを見せるもなぜか会場から笑いが。続く東出さんも「雨は大丈夫でしたか」とかぶせ、すっかり”パターン”化!伊藤歩さん・滝藤賢一さんもパターンに乗り、ご挨拶。大御所西岡德馬さんは雨は雨でも「雨、は止むようにできてます。関ケ原の前に雨は止んで霧は晴れて今日これから関ケ原の戦いが始まります。」と貫禄のあるコメント。これには会場からも笑いではなく感嘆の声が漏れているのが聞こえました。役所広司さんは”パターン”の「雨は大丈夫でしたか」を言いつつ、いちばん最初に挨拶し、この流れに乗れなかった岡田さんに対して「主演の岡田君がそういう心遣いがないので(笑)」と開口一番に岡田さんを弄ると岡田さんは慌てて「すみませんもう一度言い直してもいいですか?(笑)」と反論。「雨大丈夫ですか」と会場に声をかけるとファンから喜びの悲鳴が上がりました。そんな岡田さんに負けじと(?)「この度V6に入ることになりました役所広司です。」挨拶する役所さんに会場は爆笑の渦に包まれ、更に拍手も。最後に挨拶した原田監督も、「やっぱり雨のこと言わなきゃいけないの?(笑)」と戸惑いつつ流れを汲んで雨に言及。「雨は今回関ヶ原ですごく効果的に降ってくれました。映画の神様は関ヶ原を応援するときに雨を降らせてくれるんですよね。今日の雷雨も映画の神様の効果だと思います。」と肯定的に語り、とても愉快な挨拶となりました。

 続いて、司会の方から監督へ「なぜ今この関ヶ原を映画化しようと思ったのですか?何故石田三成の物語が私たちの胸を打つのでしょうか」という質問が及ぶと、「キャストが揃うのが今だった。岡田さんが三成を演じられる年になるまでずーっと待ってた。それが”今”です。」と答えると会場からは「おおー!」という声が上がり、拍手が。三成の物語が胸を打つ理由としては「今の政治家があまりにも情けないから。ひどいですよね、言ってることもやってることも」とチクリ。「正義がないですよね。純粋に正義というものを考えていた三成を見て、”今の日本にはこういう人がほしいんだ”と思うはず。評価されている家康や秀吉はどうでもいい。三成を今こそ再評価してほしい。」と熱く語りました。岡田さんも「三成公のお墓の前で、『三成公に喜んでもらえるよう演じます』と誓って撮影に臨んだので、三成公のイメージが良くなればいいなと思います。」と三成への思い入れを語りました。

 誰も知らない関ヶ原の戦いの真実、にかけて「皆様の誰も知らない真実とは?」と聞かれると、キャストの皆さんは戸惑いの表情。話を振られた岡田さんは滝藤さんの秀吉への尋常じゃない気合の入りようを暴露。「自身のは?」と聞かれ、戸惑っているとまさかの東出さんが「僕あります!岡田さんの」と助け船。夜23時ごろに撮影が終わり、「ビール飲みたいな~」と考えていたところに岡田さんと偶然一緒に帰ることに。「こういう晩は帰って何なさるんですか」と尋ねたところ、「今0時ぐらいだから帰ったらトレーニングかな」とストイックなエピソードを披露し、そこに役所さんが「この前は木刀もって1人で走ってましたね」とさらにかぶせて会場の笑いを誘っていました。秘密を聞かれた伊藤さんが「足の右の人差し指が長いんです」とまさしく誰も知らない真実を言ったところから、西岡さんも「私も足の人差し指が長いんです。親より出世するといわれてるんですがね、足袋をはくと痛いんですよ」と足の指トークで大盛り上がり!役所さんも「僕も足の人差し指が長い」とキャストの皆さんの人差し指長い率が思いのほか高かったことが判明!さらに役所さんが「腕に昔から金色の毛が…」と続けると、まさかの有村さん「わたしも生えたことあります!」と乗り、更に岡田さんまで「福毛って顔に生えたりしますよね」と発言。岡田さんが加えて「額から生えてきたりしますよね」という発言をするも、有村さんも役所さんも「それは生えない」とバッサリ切られてていました。自身の秘密を言うのが難しく、詰まるキャストに他の方が助け舟エピソードを出すという仲の良さ・チームワークが垣間見える完成披露イベントとなりました。

映画『関ヶ原』は8月26日(土)全国ロードショーです。邦画史に残る傑作をお楽しみに!

(C)2017「関ヶ原」製作委員会
配給:東宝 アスミック・エース
監督・脚本:原田眞人

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最終更新日
2017-07-18 20:30:00
提供
映画の時間

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