映画『古都』(11月26日京都先行、12月3日全国公開)は、1962年に新潮社より刊行された川端康成『古都』の現代版として、主演・松雪泰子のほか橋本愛、成海璃子らを迎え、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語。主演は松雪泰子。京都の町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の姉・佐田千重子と、京都伝統の北山杉の里で働く双子の妹・中田苗子を一人二役で演じる。また呉服屋の千重子の娘・佐田舞に『告白』『桐島、部活やめるってよ』の橋本愛、材木屋の苗子の娘・中田結衣を『あしたの私のつくり方』『無伴奏』の成海璃子が演じる。
一方、「Matcha!!!」は、劇場映画の脚本から派生したエピソードを短編映像化した作品で、映画『古都』で呉服屋の娘・舞のいとこで、葉山奨之演じる、ブライダル会社の息子で裕福な今時の若者・水木真太郎が主人公の物語となっております。
映画では、将来に悩む舞の背中を押してあげる存在ですが、短編では、自らの将来に悩み葛藤する姿が描かれています。また主題歌は、映画『古都』エンディング曲「糸」を歌う新山詩織の「名前のない手紙」に決定しており、「糸」・「名前のない手紙」は11月30日にリリースされるアルバム「ファインダーの向こう」に収録されます。「Matcha!!!」は、ネスレシアターにて11月25日から公開されますが、公開に先駆けて10月18日より映画「古都」×ネスレアミューズの特集ページにて予告動画が公開され、主題歌「名前のない手紙」のストリーミングも期間限定で実施されます。
また、「Matcha!!!」は、2016年11月3日〜8日開催されるアシアナ国際短編映画祭に正式出品が決まっており、11月5日(土)にショートショートフィルムフェスティバル & アジア プログラム内で上映されることが決まっております。
短編作品タイトル:「Matcha!!!」
監督名:Yuki Saito
キャスト:葉山奨之 / 志摩マキ / 栗塚旭
主題歌 :「名前のない手紙」新山詩織(作詞・作曲:新山詩織)
配信 :ネスレシアター(特集ページ https://nestle.jp/koto-collabo/)
配信開始:2016年11月25日より
著作 :ネスレ日本株式会社
<あらすじ>
京都室町、大店の呉服問屋の跡取り息子、水木真太郎は、大学生。
卒業後は店を継がなければいけない為、キャンパスライフを満喫していたが、どこか割り切れない自分もいた。そんなある日、鴨川で溺れているタイ人のジャスミンを助ける。ジャスミンは世界中を旅するバックパッカーで、その日の京都の観光案内を真太郎がすることになる。出会ったばかりの二人がお互いの価値観を共有した、たった1日の大切な思い出。忘れられない味。
<葉山奨之コメント>
今回、古都のスピンオフという形で真太郎を主人公にしていただいてすごく嬉しかったです。映画でも出てくる、真太郎は将来が分かっていて京都の街で生きていくんだと言う気持ちが強く、芯のしっかりした男の子です。 「Matcha!!!」では映画では見せない普通の大学生の生活だったり、店を継ぐという覚悟が少しづつ現れているとか思います。今回の撮影ではヒロインのマキさんはお芝居の経験がないのにすごく自然でジャスミンにしかみえませんでした。撮影前は僕が引っ張っていかなきゃと思っていましたが、逆に撮影中は自然な雰囲気で引っ張っていただきました。タイから来た歳上の女性に恋をする真太郎が楽しめると思います。 「Matcha!!!」を観ていただいて、少しでも京都を満喫してもらえたら嬉しいです!