P.N.「映画少年(元映写技師)」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-02-26
シビルウォーとの二本立てで鑑賞、この映画も見終わった後不快感が残る、でも映画としては★4つのよくできてる映画、実話を元にしている、この映画のモデルのその後知っている、軍事ク-デタ-を起こした反乱軍のリーダー(後の大統領)と政府(鎮圧)側の戦い、反乱軍のリーダー(後の大統領)の悪さクーデターを起こした理由は自己の出世、独裁欲これに尽きる、それに反して鎮圧側のリーダーの誠実さが対照的に描かれている、反乱軍の勝利、そのリーダーに鎮圧側のリーダーが放った言葉、’お前は軍人としても人間としても失格だ’後の二人のその後の人生に反映されている、この映画で勝利に終わったリーダーは大統領になり、その後退任後に囚人服姿で裁判にかけられているニュース映像を見た、90まで生存、勲章取り消し、国葬はされず、献花も無く?その死を悼む人は?国民の反感少なくない光州事件と相まって,方や鎮圧側のリーダーは軍を退役後、会社経営で成功者、国会議員になっている、しかし家族は不敏な最後をとげている(W調べ)、とにかくこの国は政治が不安定、今だ北とも休戦中、そして今も先が見えない状況にある、この国に平穏が訪れる日はあるのか?日本も決して対岸の火事ではない、経済悪化、政治は低迷、治安も悪化をたどる、その原因は政治屋の横行と国民の政治への無関心?諦めと言うべきか、色々と思いをめぐらせさせた映画でした。