P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-05-01
映像と音楽が予想外に素晴らしかったモンゴルの映画。
本年度ベスト。
あらすじを読んで面白そうだったので鑑賞。
大学生、サロールの成長物語に加え音楽と映像が素晴らしかった。
親の言われるまま、大学で原子工学を学ぶサロール。
授業中は落書きに勤しむ始末。
洋服にも化粧にも興味が無い感じで将来の夢も希望も無い感じ。
ある事を切っ掛けにアダルトショップでアルバイトをする事に。
女性オーナーとの会話に少しづつ、自分を進む道を見つけて行く展開。
自分好みの青と赤の色合いの映像が印象に残る。
バスの中や雨上がりの道に反射する青赤のネオンが美しい。
思いもしなかった良質な音楽も良かった。
出だしは可愛く見えなかったサロールが少しづつ化粧や洋服、ヘアスタイルが変化し美しくなって行く姿に彼女の成長を感じる。
バナナの皮ひとつで1人の女性の人生が変わって行った感じ。
人生何があるのか解りません。
モンゴルの人もピンクフロイドとか聴くんですね( ´∀`)