丘の上の本屋さん 作品情報

おかのうえのほんやさん

丘の上の本屋さんのイメージ画像1

イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上の小さな古書店。訪れる風変りな客たちを温かく迎え入れるリベロの店は街のちょっとしたオアシス的な存在でもある。ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛けたリベロは、好奇心旺盛なエシエンに、コミックから児童文学、中編小説、長編大作、さらに専門書まで次々と店の本を貸し与えていく。エシエンから感想を聞きながら、様々な知識やものの見方や考え方など、リベロはジャンルを超えて叡智を授ける。そしてイタリア語で「自由(Libero)」を意味する自身の名の通り、エシエンに自由であること、誰もが幸せになる権利を持つことを伝えていくのだった。

「丘の上の本屋さん」の解説

イタリアの小さな古書店の老人とアフリカ移民の少年が、年齢や国籍の違いを超えて、「本」を通して交流し、次第に友情で結ばれていくハートウォーミング・ストーリー。“イタリアの最も美しい村”のひとつ、チヴィテッラ・デル・トロントの絶景や、古書店に集まってくるユーモラスで個性あふれる人々、繰り返される日々の暮らし、小さな幸福が観る者の心に染みわたる。古書店主のリベロ役には「フォードvsフェラーリ」「我が名はヴェンデッタ」の大ベテラン、レモ・ジローネ。読書の素晴らしさに目覚めていく少年エシエンには映画初出演のディディー・ローレンツ・チュンブ。リベロ爺さんが少年に提示する「ブックリスト」は、全世界の少年少女のみならず、大人たちに向けても、人生を豊かにするヒントを与えてくれる。ユニセフ・イタリア共同製作。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2023年3月3日
キャスト 監督クラウディオ・ロッシ・マッシミ
出演レモ・ジローネ コッラード・フォルトゥーナ ディディー・ローレンツ・チュンブ モーニ・オヴァディア 山田香苗 ピノ・カラブレーゼ
配給 ミモザフィルムズ(提供:シネマライズ=ミモザフィルムズ)
制作国 イタリア(2021)
上映時間 84分
公式サイト http://mimosafilms.com/honya/

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-04

知人は押し付けがましいメッセージ映画で、本屋は世界の縮図というあざとさが鼻につくと酷評してました。私は古本屋とそれに関わる人達の日常生活を描いた作品だと思います。音楽がいいけど、エンドロールの歌でシラケました。その後の音楽でなんとか救われたけど。

最終更新日:2024-10-22 02:00:09

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