午前4時にパリの夜は明ける 作品情報
ごぜんよじにぱりのよはあける
1981年、パリ。離婚が決まったエリザベート(シャルロット・ゲンズブール)はひとりで子どもたちを養うことになり、ヴァンダ(エマニュエル・ベアール)がパーソナリティーを務める深夜ラジオ番組『夜の乗客』で、リスナーからかかってきた電話を引き継ぐ、電話受付の仕事に就く。そこで、家出をして外で寝泊まりしているという少女、タルラ(ノエ・アビタ)と出会う。エリザベートはタルラを自宅に招き、ともに暮らし始める。エリザベートは、自身の境遇を悲観していたこれまでを見つめ直す。同時に、ティーンエイジャーの息子マチアス(キト・レイヨン=リシュテル)も、タルラの登場に心が揺らいでいく……。
「午前4時にパリの夜は明ける」の解説
「母との約束、250通の手紙」のシャルロット・ゲンズブールが1980年代のパリを舞台に、孤独な少女と交流するシングルマザーを演じたドラマ。深夜のラジオ番組で働くエリザベートは、家出をした少女タルラと出会い、10代の息子と暮らす自宅に連れて帰る。出演は、「8人の女たち」のエマニュエル・ベアール。監督は、「アマンダと僕」のミカエル・アース。第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年4月21日 |
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キャスト |
監督:ミカエル・アース
出演:シャルロット・ゲンズブール キト・レイヨン=リシュテル ノエ・アビタ メーガン・ノーサム ティボー・ヴァンソン エマニュエル・ベアール ロラン・ポワトルノー ディディエ・サンドル |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | フランス(2022) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 111分 |
公式サイト | https://bitters.co.jp/am4paris/ |
(C) 2021 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「夜の居候 ~パリの歌を聴け~」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-04-26
80年代を、様々な工夫で、特に、空気感を含んだ音楽で、懐かしい時空へといざなう。
限られたショットで、懐かしい80年代を再現しようとした作品。
個人的には、村上春樹氏の映画化作品で一番大好きな大森監督の『風の歌を聴け』からインスパイアを受けたのかなと思える作品。
80年代を再現するには、かなりムリも感じるが、昔の映像と音楽を使い、ファッションとメイクアップなどでひた向きに生きるパリの人々を描く作品。
やはり、タイトルは、ラジオ番組のタイトルが、いいかな?
夜の乗客、いや、夜の居候と言うニュアンス。