ヴィレッジ(2023) 作品情報
びぃれっじ

夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃より霞門村に住む片山優(横浜流星)は、かつて父親がこの村で起こした事件の汚名を背負い、村中から蔑まれ絶望の中を生きてきた。霞門村の村長である父・修作(古田新太)の権力を傘にやりたい放題の透(一ノ瀬ワタル)に目の敵にされ、わずかな給料は母親の君枝(西田尚美)がギャンブルで作った多額の借金の返済に消えていく優に、人生の選択肢はなかった。そんなある日、幼馴染の美咲(黒木華)が、東京から戻ってくる。優と同じくゴミ処理施設で働きはじめた美咲は、事あるごとに優を気にかけ、絶望の中にいる優に優しく手を差し伸べる。お互いに傷を抱えた優と美咲は、心の穴を埋め合うかのように、いつしか惹かれ合っていく……。
「ヴィレッジ(2023)」の解説
主演・横浜流星×監督・藤井道人で贈る異色のサスペンス・エンタテインメント。「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のリアルな姿を通して、同調圧力、格差社会、貧困などの社会構造の歪みを抱えた現代日本の闇をあぶり出す。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年・優が、唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿を横浜流星が体現する。企画・製作・エグゼクティブプロデューサーの故・河村光庸の遺志を継いで、スタジオ・スターサンズの制作チームが結集して完成させた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年4月21日 |
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キャスト |
監督:藤井道人
出演:横浜流星 黒木華 一ノ瀬ワタル 奥平大兼 作間龍斗 淵上泰史 戸田昌宏 矢島健一 杉本哲太 西田尚美 木野花 中村獅童 古田新太 |
配給 | KADOKAWA=スターサンズ |
制作国 | 日本(2023) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 120分 |
公式サイト | https://village-movie.jp/ |
(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:3.71点★★★☆☆、7件の投稿があります。
P.N.「NAOYA∞」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2025-04-08
とにかく、ただただ重いだけでしかなく、最初から最後まで、くまなく観きれた自分を褒めてあげたい気持ちですね(苦笑)。
優が受けたほどの仕打ちを実際に受けたら、まず生きていけないように思えますが、そこはまあご愛嬌ということで、横浜さん以下、キャストの皆さんの演技は素晴らしかったの一言に尽きますね。
注文を付けるとしたら、優の父が犯した事件の概要がわかりづらかったことと、横浜さん、黒木さん、一ノ瀬さんのいずれもが同年代と見るには、やや無理があったことですかね。
優をはじめ、誰も救われることがなくして終わりを迎えてしまったことも、やるせなさを感じました。