P.N.「Moviotto」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-02-10
この映画では世界のある「真実」が切り取られている。「なぜ戦争はなくならないのか」という疑問への答えが描かれている。この事実を知った時に一般人は何ができるか、どうすればいいのか。
何もできない、どうしようもないというのが一般人の普通の感覚だろう。でも、多くの人がこの事実を知り関心を持ち世界が平和になる方向を望めば、悪の方向へ傾斜するのを押しとどめ、少しずつでも世の中はよい方向に向かうのではないだろうか。
映画にバラク・オバマが登場する。彼が大統領に就任したとき多くの人が期待した。しかし、オバマはその期待に応えられなかった。なぜか。原題の「Shadow World」が存在しShadow Dealerたちがアメリカ社会を牛耳り世界を自分たちの都合のいいようにしてきているからである。
この「悪」の所業を許さないためには、より多くの人が自分で考え認識し正しい選択をすること以外にない。
ディーラーの主力商品が「火器」から「細菌」にシフトしたのではないかという憶測が妄想であることを願うばかりである。