P.N.「特捜部Q」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-12-08
ノルウェーで暮らす普通の女子高生、女優になるのを夢見て、幸せに暮らしていたが、或る日突然ナチスの災いが…冒頭の詩が、凄く良かった(涙) この映画で、神の如く、エスケープしてきたユダヤ人の彼女を実際救うのは、牧場主の父親から「出来損ない」と罵倒されてる障害者の優しい息子であり、DV被害者の母親である。暴力的な夫と正反対の知的で紳士的なナチス軍人と不倫してしまう哀れな母親は、きっと純愛だったのだろう。口紅が、女性の悲しさや平和を描いていた。やはり、口紅をして女性達が美しくある、平和な社会が、絶対良い…人道主義の良い映画。