i 新聞記者ドキュメント 感想・レビュー 11件

あいしんぶんきしゃどきゅめんと

総合評価4.73点、「i 新聞記者ドキュメント」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-04-13

この映画を観て、とても感動した。何よりも共感できるところがいっぱいあったからだ。私は20年近く新聞記者として生きてきた。まず取材の難しさを痛感した。そんな思いは新聞記者をさせて頂いている間、ずっと続いた。そこからくるストレス、人間関係を通して、失敗と挫折の連続だった。こんな生活がいつまで続くのかという思いが常にあって、何度か辞めたくなった。だが、その度に上司にとめられ、20年も続けてきたのだ。私はこの映画を観ていると、これまでの様々な過去のシーンが走馬灯のように甦り、胸が熱くなる。素晴らしい作品だと思う。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-02-01

小柄ながら飄々と足で取材し発言し官房長官とも質疑し渡り合う望月衣塑子の姿を見事に捉えた…。ラスト近くでanimationで反撃するユーモアは劇場映画にも長けた森達也監督らしい手法か。weでは無くてiつまり個の力を尊重した本篇の主題が何とも考えさせられるラストと為った

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2020-01-13

快作である。
ドキュメンタリーとしては、
鰯の群れやアニメーション
、最後のナレーションが余
計だ。
しかし、今や望月を態々取
り上げざるを得ない現状を
明らかにしたことに意義が
ある。
何故、他の記者は望月の質
問に波状の援護をしないの
か。
かつて、佐藤栄作に出てけ
と言わせた記者達の出現に
期待する。

P.N.「あの集会を流せていて良い」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-12-10

私達は、今の現状を問われているんだと思いました。

何より、創生日本の集会の場面は必見です。自民議員による問題発言「戦後レジュームである国民主権、基本的人権、平和主義この3つを無くさなければ、本当の自主憲法にはならないんですよ」は国民が知っておかなくてはいけないです。なぜ憲法改正したいのかを語っている。

望月記者がしっかりと問題を追求し、新聞労連も動いているので、これからメディアが政権に飲み込まれる事なく報道出来る事を望みます。

内閣人事局と公認権を廃止したほうがいい。問題です。
この事も「桜」に絡めて映画にしてほしいです。

P.N.「たまポン太」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-12-10

望月記者の活躍も森達也監督の主張もほぼ理解している立場ですが、ドキュメンタリー映画としての評価は少し微妙…これが日本の現実なのだから仕方ないけど。
国内からの反応は、時事問題・社会問題への関心度の温度差と『報道の自由・独立性』『権利・国家と個人』の捉え方の差で真逆のものが出てくるだろう。しかしこれを海外の人に観てもらったらどうだろう。多分、「日本何やってるの?変w!」ではないかと思う。
望月記者の学歴プロフィールと『おっちょこちょい』という気質について『違和感』を言及されたレビューに僭越ながら一言。
いるのです、あのタイプは。研究者にもいます。
多少バランスが悪く(おっちょこちょい)でも仕事のできるやつ。彼女の新聞記者としてのクオリティーは低くないと思いますよ。いいじゃないですか、官房長官の忖度ビーム光線に殲滅されて追加質問もしないような記者よりは仕事してます。嫌がられても食らいついていく…ジャーナリストってそういう生き物だと思います。記者会見場に予定調和が蔓延する先進国わが国日本を改めて知れる作品だと思います。

P.N.「良識派」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-12-02

私は護憲・脱原発派だが、本作品は駄作だと思う。
望月氏は学大附・慶応出身の才媛。「おっちょこちょい」な
わけがない。コミカルに描いて「愛すべき存在」と印象づけ
ようとする手法は少しミエミエが感ある。
私生活・家庭生活には全く立ち入らない。森監督らしからぬ
こと。そこを描くと観客の共感を得られないと心配したから
かと邪推してしまう。
記者会見は質疑応答の場。政治的主張を闘わせる場ではない。
例えば辺野古埋立の赤土割合が多いと疑問に思うのなら、
「何時どこで割合を確認しているか」「証明する資料はある
か」を訊けばいい。政治的主張は自身の媒体上ですればいい。
時の流れは彼女だけのものではない。
籠池夫妻や伊藤詩織氏を無批判に持ち上げているのも納得で
きない。「味方」と思う人は追及しないのか? こういう人
が「身びいき」を以て他者を批判するのを見るとしらける。

P.N.「うさぎ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-25

何故、上映される劇場が少ないのか?
映画会社なら、何もかも気にせず、一つの作品として上映すれば良いのに。
色々な自由を大人によって、奪われている気がする。
最近、思う事がある。
私達が生きているこの社会は、国、世界レベルで操作され作られていってるんだな。と。
このレビューがここに載らなかったら、何かしらの意図を感じる。
望月記者を見習って、みんな頑張らなければ、いいようにされて終わる。
早く気づいて。
日米FTA。
このレビューがのるか、楽しみ。

P.N.「soramame」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-21

この映画に作品賞を与えた東京国際映画祭を見なおした。自由の中でも表現の自由はすべての自由の基盤となるものとして、国家権力から絶対に守られるべきもの。ジワジワとそこが浸食されつつあるこの国は本当に危うい。そのことに国民も、メディアも鈍感過ぎないか。こういう映画が作れなくなり、劇場で上映できなくなる日だって来かねないのだ、今の状況では。

P.N.「痛ラン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-11-17

終始画面に惹き付けられた。街頭演説の菅との場面は緊迫感があって秀逸。職業人としての矜恃。やる気出た。

P.N.「T.kamuy」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-16

「新聞記者」「新聞記者ドキュメント」このような作品が発表されることに感動しています。腰砕けの政治家やジャーナリストが多い現状の中で真正面から真実と向き合おうとし、不正に立ち向かおうとする望月記者の姿勢、勇気に心から賛同し、支持します。
望月さんのような人物の出現を、政治に失望し無関心に追いやられている多くの国民が求めています。これは決して誇張ではなく、望月さんのような人物には是非政治家として伸び伸びと活躍していただきたい。多くの国民は必ず支持し、ついていくでしょう。今、政治の世界に求められているのは、身の保身ばかりを考える政治屋ではなく、国民に明確な方向性を示し、強力なリーダーシップで牽引していく政治家の出現です。数ではなく、そのような人物はたった一人でも国を変える力になるでしょう。望月さん、頑張ってください。あなたを心から支持するものです。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-09-19

劇映画〈新聞記者〉をロードショー館で見終えた時に角川新書の原作をに触れてヒロインの新聞記者の実物はどんな人か知りたく為った…。本篇はアグレッシヴな望月衣塑子のジャーナリストの活動を取材したドキュメント!公開が待ち遠しい作品だ

最終更新日:2023-04-23 16:00:02

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