P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-14
今朝のNHKラジオ深夜便明日への言葉は本篇出演の俳優の小倉一郎,俳人として小倉蒼蛙の号も。癌の闘病生活の中で映画監督はじめ色んなことにチャレンジ!本篇の上映会での舞台挨拶で元気な姿を拝見したことも。其の種田山頭火の弟子の映画見たい
あしたへせんそうはざいあくである
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今朝のNHKラジオ深夜便明日への言葉は本篇出演の俳優の小倉一郎,俳人として小倉蒼蛙の号も。癌の闘病生活の中で映画監督はじめ色んなことにチャレンジ!本篇の上映会での舞台挨拶で元気な姿を拝見したことも。其の種田山頭火の弟子の映画見たい
シナリオライター倉本聰の脚本に依るテレ朝の昼ドラ劇中劇版の〈やすらぎの刻・道〉には主人公が兵役に附いて立ち止まって思索するシーンが登場する。憎んでもいない見も知らずの人間を国が違う敵と見なして殺害する時,人は其の行為を為す対象に憐れみの気持ちを懐く事も在るが決行して仕舞うーそんな残酷な戦争の本質とは一体何かと…。本篇で描かれたのも良心的な兵役拒否に通じる思想何だろう。隣人愛とも通じ逢う恒久平和の倫理だとも想うんだ
植木をバカにしている。彼は逃亡していない。町を離れず反戦した。仏教の教えの第一は不殺生ではない。仏教に無知。主人公のモデルが逮捕された時、村人は嘆願書を書いた。石を投げたりしていない。実際の村人をバカにしている。ひどい映画。
暗く終わりがちなテーマですが、そんなことは全くないのが不思議。戦争というテーマを描きつつ、たいせつなメッセージはしっかり伝えてくれる。
ここ10年観た作品のなかで、圧倒的No.1。
何度でも観たい作品です。
先の戦争で不殺生の仏の教えから戦争罪悪の信念を貫いて説いた僧侶らが居た…。あのクレージィ・キャッツの植木等の父親もそんな住職の一人だった!本編では杉原良善氏が何故、戦意高揚を口説く時流に抗って迄、人命尊重の姿勢を取ったのか?「非国民の輩」等と非難されながらも…。本編は一人の高齢な落語家の眼を通じて、「国防の為の、家族の為の戦争」とは一体何だったのか?ーを現代に鋭く問う!ロベルト・ロッセリー二監督の〈無防備都市〉等を想わす様な作風或いは主題でも在った。