ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 作品情報
にゅーよーくこうきょうとしょかんえくすりぶりす
世界中の図書館員の憧れの的であり、ニューヨーク有数の観光スポットであるニューヨーク公共図書館。荘厳な19世紀初頭のボザール様式で知られる本館と92の分館からなる世界最大級の知の殿堂であるこの図書館は、作家サマセット・モーム、ノーマン・メイラー、トム・ウルフ、画家アンディ・ウォーホルなど、文学、芸術などの分野でも多くの人材を育ててきた。また、世界有数のコレクションを誇りながら、ニューヨーク市民の生活に密着した敷居の低さもある。その活動は、図書館の仕事に対する人々の固定観念を打ち壊し、驚かす。映画にはリチャード・ドーキンス博士、エルヴィス・コステロやパティ・スミスなど著名人も登場するが、カメラは、観光客は決して立ち入れない、図書館の舞台裏を見せていく。図書館の資料や活動に誇りと愛情をもって働く司書やボランティアたちの姿や、何度も繰り返される幹部たちの会議における丁々発止の意見のやり取りは目が離せない。
「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」の解説
ドキュメンタリーの巨匠F・ワイズマンによるニューヨーク公共図書館のドキュメンタリー。世界で最も有名な図書館である一方、市民の生活に密着していることでも知られる図書館の舞台裏にカメラを向け、働く司書たちの姿や、幹部たちの会議の様子を映し出す。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2019年5月18日 |
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キャスト | 監督:フレデリック・ワイズマン |
配給 | ミモザフィルムズ=ムヴィオラ |
制作国 | アメリカ(2016) |
上映時間 | 205分 |
公式サイト | http://moviola.jp/nypl/ |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-06-16
連日満席で神保町の岩波ホール以外でも拡大上映が決まった本篇の嬉しいニュースが響く中,観賞。本館の他88の地域別分館と云うネットワーク,レファレンス・サービス丈で無く社会教育の各種イベントの充実振りも凄い んだ!フレデリック・ワイズマン監督は多様な社会性を反映した此の公共図書館の豊かさの一端を捉える。ガルシア・マルケス著〈コレラ時代の愛〉を廻り感想を言い合うシーンでは映画化作品も想い出した。本図書館は映画やドラマでも暫し登場する観光スポットでも在った