Workers(ワーカーズ)被災地に起つ 作品情報

わーかーずひさいちにたつ

働く人や市民がみんなで出資し、民主的に経営、責任を分かちあい、人と地域に役立つ仕事をおこす協同労働の協同組合ワーカーズコープ。持続可能な社会への仕組みづくりを地域の人とともに模索・実践し続けるワーカーズコープの仕事おこしは、大槌や気仙沼、亘理、登米といった2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地でも行われている。放課後の子どもたちを預けられる場所がほしいとの思いから始まった居場所づくりは、いつしか誰もが集える町の拠点に。地元の資源を生かした地域の復興を目指し始まった産直は、障がいのある人や失業者が自信をもって働く場に。親たちがともに立ち上げた障がい児の一時預かりの居場所づくりは、自分らしく生きていく場に。林業の復興を通し地元を元気にしようと始まった林業チームは、いつしか村の復興に向けともに歩む仲間になっていった。目の前にある困ったことを解決しようとともに動くなかで、いつしか支える側・支えられる側という枠は消え、そのつながりによりコミュニティが育まれていく。そこには、様々な課題を抱える日本のこれからを考える上で問い直されている共生社会の原点があった。

「Workers(ワーカーズ)被災地に起つ」の解説

「Workers ワーカーズ」に続き、持続可能な地域共生・循環型社会の仕組みづくりを模索、実践し続ける協同労働の協同組合ワーカーズコープを取り上げたドキュメンタリー。東日本大震災被災地での取り組みを通しコミュニティが育まれていく様子を映す。「Workers ワーカーズ」に続いて森康行が監督。2016年2月から2017年12月までの22ヶ月間にわたり大槌・気仙沼・亘理・登米での取り組みを追い、ひとり一人の願いからはじまる仕事おこしが人と心の拠りどころとなる様子を記録した。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年10月20日
キャスト 監督森康行
出演(声)館野元彦 黒田志保
配給 日本社会連帯機構
制作国 日本(2018)
上映時間 89分
公式サイト http://workers2-movie.roukyou.gr.jp/

(C):日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団

ユーザーレビュー

総合評価:2点★★☆☆☆、3件の投稿があります。

P.N.「猫目黒」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-10-29

協同労働という新しい働き方が描かれています。資本主義社会の雇用労働、そして競争社会に限界を感じている方にはぜひ観てほしい映画です。これからの新しい働き方として注目する価値があります。

最終更新日:2022-07-26 11:03:21

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