P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-07-02
🚅クリント・イーストウッドが監督で多ジャンルだと云われて来たけれど本篇は3人米人の勇気も去ることながら,青春ロードムービーな軽やかタッチが深刻な題材に救いと希望を付与してるんだね。本人だとは!
じゅうごじじゅうななふんぱりゆき
総合評価4.33点、「15時17分、パリ行き」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
🚅クリント・イーストウッドが監督で多ジャンルだと云われて来たけれど本篇は3人米人の勇気も去ることながら,青春ロードムービーな軽やかタッチが深刻な題材に救いと希望を付与してるんだね。本人だとは!
非常に素晴らしい作品でした。
子供の頃に落ち着きのなかった青年がテロリストを捕まえて表彰されるシーンは感動しました。
監督の大ファンで公開される作品を楽しみにしてます。
観終わって直ぐの感想は「薬を飲め!」と言った教師と苦言ばかりの校長は、彼等の称賛を耳にした時→どんな想いをしたのだろうか?
毎回呼び出されても変わらぬ
「母親の強い愛、我が子を信じる真の力!」
そんな事当たり前よね!って声が聞こえて来そうですが、果たして此の日本で担任教師に「集中力も無く、病気と称されたら~」あの様に毅然とした態度がとれたかどうか…?
もし、言われるままに薬づけにしていたら~って思うとゾッとします。
学力だけを重要視する社会ですが、一番大切な事を思い起こさせる此の作品に改めて監督の偉大さを感じます。
今、子育ての親御さんに是非観て戴きたい作品です!
次回作は何だろうかと、今から楽しみに致しております…。
予備知識ほぼ無しで見たが、ひょっとしたら当事者かも、と気付いたのは最後の方だった。イーストウッド監督の演技指導の力量に脱帽。偶然の巡り合わせが人を救うことになった時に、それは「何か」の意思なのか。クリスティの小説「ゼロ時間へ」(映画の方でもOK)が好きな人には、壺な映画。
列車でのテロに立ち向かった3人の若者が題材ではあるが、メインは彼らがテロに遭遇するまでにどのような人生を送って来たかという点。予想以上にしっかりとしたストーリーでよかった
テロを阻止するのはスーパーヒーローだけじゃない。そして、ヒーローは忽然と姿を表すわけじゃない、という映画。 でもそれは偶然ではなく、彼ら(=ヒーローになった人)を形成してきた過去がそこにはちゃんとあるという話でした。切り口は斬新。まあ、スクリーンでみる映画としては物足りない……かな。隣の人がっつり寝てました(苦笑) 見終わったあと考えさせられる作り方です。