ロシアン・スナイパー 作品情報
ろしあんすないぱー
1941年.ナチスドイツによるソ連侵攻が開始され、まだ大学生だったリュドミラ・パブリチェンコ(ユリア・ペレシド)は、女性ながらその非凡な射撃の才能を買われ、ソ連軍兵士として戦場に身を投じていく。狙撃兵として次々と標的を仕留めるリュドミラは、やがて敵からは“死の女”と恐れられ、軍上層部には英雄として讃えられながら戦意高揚の道具として利用されていくのであった。戦場で芽生えた恋、愛する人の死、そして新たな出逢い……。その間も戦況は悪化し、ソ連軍は黒海北岸のセヴァストポリ要塞に追いつめられる。そして10カ月におよぶドイツ軍とソ連軍の壮絶な攻防戦が始まった……。
「ロシアン・スナイパー」の解説
第2次世界大戦中、ナチス兵309人を射殺したとされるソ連の女性スナイパー、リュドミラ・パブリチェンコの真実を描く戦争ドラマ。次々と標的を仕留め、敵には“死の女”と恐れられていく中、やがて軍上層部に英雄として讃えられるが……。主人公のスナイパーにロシアで活躍中の女優ユリア・ペレシドを起用。共演は「ラフマニノフ ある愛の調べ」のエフゲニー・ツィガノフ。音楽を「ある過去の行方」のエフゲニー・ガルペリンが担当する。特集上映「MDGP(モースト・デンジャラス・シネマグランプリ)2015」にて上映。
実在の女性スナイパーの真実を描いた戦争ドラマ。ナチスドイツによるソ連侵攻が始まった1941年。大学生だったリュドミラは射撃の才能を買われ、狙撃兵として戦場に身を投じる。次々と敵を仕留める彼女は、やがてロシアの“死の女”と恐れられた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年10月31日 |
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キャスト |
監督:セルゲイ・モクリツキー
出演:ユリア・ペレシド ジョアン・ブラックハム エブゲニー・ツィガノフ ヴィタリー・リネツキー ポリーナ・パクホモバ ニキータ・タラソフ |
配給 | [MDGP]上映委員会 |
制作国 | ロシア ウクライナ(2015) |
上映時間 | 123分 |
公式サイト | http://www.albatros-film.com/movie/mdgp2015/ |
(C) 2015 Kinorob., Ltd (C) 2015 Film Company New People., Ltd
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-24
狙撃兵の女性が出て来る点ではスタンリー・キューブリック監督の映画(フルメタル・ジャケット)が思い出される。本編は実在のヒロインの伝記ものとして、彼女に好意を寄せる男達との物語やルーズベルト大統領夫人との交流等のエピソード等が交えられる。ナチスドイツのファシスト兵と闘う女兵士の激動のドラマとなっているー。戦意高揚の宣伝戦の中で疲弊して行く一人の女としての姿も描かれている。ダイナミックなシーンの展開や年代記タッチでは韓流映画(国際市場で会いましょう)のシーン等も連想された。