水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ 作品情報
みずとかぜといきものとなかむらけいこせいめいしをつむぐ
中村桂子は、科学者であり、哲学者であり、何よりも生活者である。毎日、お日様が昇るように1日1日をきちんと生きる。当たり前だから難しい今一番大切な生き方が、ここにある。本作では、中村の日常に密着し、その哲学と活動を追う。東日本大震災を経た今、“人間は生きものであり自然の一部”と語る中村のメッセージは、科学や芸術の枠を超え、共感の輪を広げている。震災後、宮沢賢治を読み直した中村は『生命誌版 セロ弾きのゴーシュ』の舞台化を試み、賢治の故郷である盛岡、花巻を旅する。科学者として、生活者として、生きものを見つめる中村の姿から、自然との関わりの中に“いのちの音”を見出す賢治の生命観が浮かんでくる。そして今、私たちは何を“紡ぐ”必要があるのかを明らかにしてゆく……。
「水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ」の解説
JT生命誌研究館館長を務める科学者、中村桂子の日常を追ったドキュメンタリー。宮澤賢治の童話を元にした『生命誌版 セロ弾きのゴーシュ』の舞台化に取り組み、賢治の故郷・盛岡、花巻を旅する姿などを通じて、彼女の哲学や活動が見えてくる。監督は「自尊を弦の響きにのせて 96歳のチェリスト 青木十良」の藤原道夫。
科学者であり哲学者の中村桂子に密着したドキュメンタリー。東日本大震災後、『生命誌版 セロ弾きのゴーシュ』の舞台化を試みた中村は、宮沢賢治の故郷である岩手県花巻市へ旅立つ。そこで生活者として生きものを見つめる姿から、命の音を見い出す。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年9月12日 |
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キャスト |
監督:藤原道夫
出演:中村桂子 末盛千枝子 新宮晋 伊東豊雄 赤坂憲雄 関野吉晴 |
配給 | メディア・ワン |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 119分 |
公式サイト | http://tsumugu.brh.co.jp/ |
(C)2015 Biohistory Research Hall Media One.Co.,Ltd.
予告編動画
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