アニキ・ボボ 作品情報
あにきぼぼ

ポルトガルの港町ポルト・ドウロ河近郊に暮らす少年たち。内気な夢想家・カルリートス(オラシオ・シルヴァ)と、恐れを知らぬガキ大将・エドゥアルド(アントニオ・サントス)は、グループで唯一の少女テレジーニャ(フェルナンダ・マトス)に恋をしていた。ある日、カルリートスはテレジーニャが欲しがっていた人形を盗み、彼女にプレゼントする。だがそれをきっかけに少年たちの間に緊張が高まり、カルリートスはグループから仲間はずれにされてしまう……。
「アニキ・ボボ」の解説
2015年に106歳で死去したポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督による1942年製作の長編デビュー作。陽光降り注ぐ港町ポルトで、同じ少女に恋したふたりの少年。そんな子どもたちの躍動を簡潔かつ大きなスケール感で描いたネオレアリズモの先駆的作品。「アニキ・ボボ」とは遊びの名前で警官・泥棒(または鬼ごっこ)を意味する。出演はナシメント・フェルナンデス、フェルナンダ・マトス、オラシオ・シルヴァほか。2010年9月17日より、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催された「ポルトガル映画祭 2010」にて上映。2025年・第82回ベネチア国際映画祭クラシック部門にて4Kレストア版がプレミア上映され、日本では2025年11月14日より4Kレストア版をBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて2週間限定上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年11月14日公開予定 |
---|---|
キャスト |
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ナシメント・フェルナンデス フェルナンダ・マトス オラシオ・シルヴァ アントニオ・サントス ヴィタル・ドス・サントス |
配給 | プンクテ |
制作国 | ポルトガル(1942) |
上映時間 | 71分 |
公式サイト | https://oliveira2025.jp/ |
(C) Produções António Lopes Ribeiro
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-05-06
渋谷Bunkamuraルシネマのマヌエル・ド・オリヴェイラ映画特集を観て想い出した監督原点のモノクロームのリアルな本篇