ストックホルムでワルツを 作品情報
すとっくほるむでわるつを
スウェーデンの首都ストックホルムから300km離れた小さな田舎町に両親と5歳の娘と暮らしているシングルマザーのモニカ(エッダ・マグナソン)は、電話交換手の仕事をしながら、時折深夜バスでストックホルムまで出向き、ジャズクラブで歌手としてステージに立つという日々を送っていた。いつか歌手として成功し、この町を出て娘と二人で何不自由なく暮らせる日が来ることを夢見ているモニカに、厳格な父は“母親失格”のレッテルを貼り、歌の仕事にも反対していた。そんなある日、モニカの歌を聞いた評論家に誘われ、ニューヨークで歌うチャンスを与えられたモニカは意気揚々とジャズの聖地に乗り込むが、ライヴは無残な結果となり、さらには憧れの歌手から「自分らしい歌を歌いなさい」と厳しい批判を浴びてしまう。ニューヨークでの評判はモニカの住む町まで届き、父はモニカに歌をやめ母親業に専念するよう言い放つ。落ち込むモニカだったが、バンドのベースを務めるストゥーレ(スペリル・グドナソン)と話すうち、母国語であるスウェーデン語でジャズを歌うことを思いつく。誰もが予想していなかったこの歌声は、次第にストックホルムの人々の心に響くようになり、モニカは夢のステージへの階段を上がり始める……。
「ストックホルムでワルツを」の解説
1961年、スウェーデン語でジャズを歌いスターダムにのし上がったジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を描くヒューマンドラマ。シングルマザーの電話交換手だったモニカが、父との確執や理想の母親になれない自身への葛藤を乗り越え、自分にしか歌えない歌を追求する姿が綴られる。監督は『白昼夢に抱かれる女』のペール・フライ。主演は、シンガーソングライターのエッダ・マグナソン。
世界的ジャズシンガーの人生を描く伝記ドラマ。田舎町に家族と暮らすシングルマザーのモニカは電話交換手の仕事をしながら、ストックホルムまで出向いてはステージで歌う毎日を送る。ある日、評論家からNYで歌う一世一代のチャンスを与えられる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年11月29日 |
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キャスト |
監督:ペール・フライ
出演:エッダ・マグナソン スペリル・グドナソン シェル・ベリィクヴィスト |
配給 | ブロードメディアスタジオ |
制作国 | スウェーデン(2013) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 111分 |
(C)StellaNova Filmproduktion AB, AB Svensk Filmindustri, Film i Vast, Sveriges Television AB, Eyeworks Fine & Mellow ApS. All rights reserved.
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-04-17
イサン・ホーク主演のジャズ伝記映画〈ブルーに生まれついて〉を視ていたら、本編のジャズシンガー嬢の人生とも何処かでオーバーラッピングした…。上記作品でも演奏家の父との相剋が在るが本編でも娘と父親との確執と和解が人生ドラマの大きなポイントだった!ヒロインが母語のスウエーデン語で歌って国民に受け入れられる辺りはエデット・ピアフのシャンソン〈愛の讃歌〉を日本語で歌って大ヒットした越路吹雪とも共通しているね?