ルートヴィヒ 作品情報

るーとびひ

19世紀半ば、ヨーロッパ一の美貌の持ち主と謳われたバイエルンの国王がいた。その名はルートヴィヒ2世(ザビン・タンブレア)。15歳の時、歌劇『ローエングリン』に感銘を受けた彼は、白鳥の騎士“ローエングリン”に憧れ、作曲者ワーグナー(エドガー・ゼルゲ)を崇拝するようになる。それだけにとどまらず、“世継ぎ”という宿命を背負った皇太子でありながら、政治にも権力にも興味を持たず、芸術だけに夢中になっていた。そんなある日、父王が急死。これにより、ルートヴィヒは心の準備が整わないまま、わずか18歳にして王座に就くこととなる。その頃、バイエルン王国が所属するドイツ連邦では、オーストリア帝国とプロイセン王国の衝突により、戦争が避けられない状況となっていた。ところが、そんな時でもルートヴィヒは“国民の安全に必要なのは、詩と音楽の奇跡だ”と主張。ワーグナーを宮廷に招き、独自の理想を掲げてゆくが……。

「ルートヴィヒ」の解説

類まれな美貌の持ち主で、権力や争いを嫌い、芸術を愛した19世紀のバイエルン王、ルートヴィヒ2世の若き日を描いた歴史ドラマ。製作費20億円を費やし、ノイシュヴァンシュタイン城やリンダーホーフ城などの名所でもロケ撮影を実施した超大作。主演は「Kai apkabinsiu tave」のザビン・タンブレア。

19世紀半ば、国の施政に関心を持たず作曲家ワーグナーを宮廷に招き入れるなど芸術に情熱を注ぎ、美貌を謳われ狂王と呼ばれたバイエルン王ルートヴィヒ2世。その波乱に満ちた半生をワーグナーによるオペラの名曲の数々とともに描いた歴史ドラマ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年12月21日
キャスト 監督マリー・ノエル ピーター・ゼアー
出演ザビン・タンブレア ゼバスチャン・シッパー ハンナー・ヘルツシュプルンク エトガー・ゼルゲ
配給 ブロードメディア・スタジオ
制作国 ドイツ(2012)
上映時間 143分

(C)Global Screen GmbH / Stefan Falke

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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