パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング 2012~2013 「ファルスタッフ」 作品情報
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大酒飲みで女好きのファルスタッフ(アンブロージョ・マエストリ)は、フォード夫人のアリーチェとペイジ夫人のメグを誘惑するために彼女たちへ手紙を書く。しかし互いに手紙が届いたことに気付いたアリーチェとメグは、クイックリー夫人とともにファルスタッフをこらしめようと一計を案じる。そんなことは露にも思わず、誘われるままフォード家を訪れるファルスタッフ。アリーチェを口説こうとした矢先、フォード(アルトゥール・ルチンスキ)が男衆を引き連れて現れ、慌てふためいたファルスタッフは大きな洗濯かごの中に隠れる。男衆が引き揚げたあと、女たちはファルスタッフごと洗濯かごをどぶに投げ込む。さんざんな目にあい意気消沈するファルスタッフのもとに、再度アリーチェが会いたがっているとの知らせが入る。逢引の場所に指定された公園へ行くと、古くから言い伝えのある妖精らに扮した一同に打ちのめされる。さらにアリーチェの計らいにより、アリーチェの娘ナンネッタとその恋人フェントンの結婚が許され、一同は祝福の声をあげる。
「パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング 2012~2013 「ファルスタッフ」」の解説
舞台芸術の最高峰パリ・オペラ座。そんなパリ・オペラ座で2012~2013年に上演される舞台を臨場感たっぷりに、さらにクラシック評論家アラン・デュオとパリ・オペラ座バレエ団芸術監督ブリジット・ルフェーブルによる解説や舞台裏、出演者へのインタビューなどを盛り込み上映するシリーズ。本作では2013年3月12日にオペラ・バスティーユで上演された、シェイクスピアの『ウィンザーの陽気な女房たち』を基にヴェルディが作曲した喜劇を収録。ローマ歌劇場などの音楽監督を務めたダニエル・オーレンが指揮を担う。現代最高のファルスタッフ歌いと讃えられるアンブロージョ・マエストリやベルリン国立歌劇場などにも立つアルトゥール・ルチンスキらが出演。
シェイクスピアの戯曲を原作に、ヴェルディが手がけた数少ないオペラ喜劇。英国国王ヘンリー4世の時代。居酒屋で飲んでいた老騎士ファルスタッフは勘定に困り、金目当てでフォード夫人とペイジ夫人に手紙を渡す。二人は突然の恋文に喜ぶが……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年6月28日 |
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キャスト | 出演:アンブロージョ・マエストリ アルトゥール・ルチンスキ パオロ・ファナーレ ラウール・ヒメネス |
配給 | ブロードメディア・スタジオ |
制作国 | フランス(2013) |
上映時間 | 213分 |
(C)Christian Leiber -Opera national de Paris
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