METライブビューイング2012-2013 ヴェルディ《仮面舞踏会》 作品情報
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17世紀のスウェーデン。グスタヴ3世(マルセロ・アルヴァレス)は、アメーリア(ソンドラ・ラドヴァノフスキー)という女性に秘かに思いを寄せていた。しかしアメーリアはグスタヴ3世の忠臣で親友のアンカーストレム伯爵(ディミトリ・ホヴォロストフスキー)の妻であるがゆえ、その思いを露わにすることはできなかった。そんなアメーリアも、グスタヴ3世に対する恋心を胸に秘めていた。許されぬ恋に罪悪感を抱くアメーリアは、占い師ウルリカ(ステファニー・ブライズ)の宣託により恋を忘れる薬草を採りに行くが、そこへ先回りしていたグスタヴ3世が現れる。互いへの熱情を打ち明ける二人。二人の恋について知ってしまったアンカーストレムは、怒りから反逆勢力に加わり、グスタヴ3世の暗殺を計る――。本作では舞台を17世紀から20世紀初頭に移し上演。
「METライブビューイング2012-2013 ヴェルディ《仮面舞踏会》」の解説
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で上演されるオペラを、舞台裏の模様を含め映画館で上映するシリーズ。2012年12月8日に上演されるヴェルディの名作を取り上げる。『イル・トロヴァトーレ』のマルセロ・アルヴァレス、『ドン・カルロ』のディミトリ・ホヴォロストフスキー、『トスカ』のソンドラ・ラドヴァノフスキーらこれまでにもMETで素晴らしい歌声を響かせたスターが出演。指揮は2011年からMET首席指揮者を務めるファビオ・ルイージ。イングリッシュ・ナショナル・オペラやミュンヘン・オペラで活躍したデイヴィッド・アルデンが演出を担当。舞台を17世紀から20世紀初頭に移し、激しい情熱と嫉妬が渦巻く夫と妻と愛人の三角関係を鮮烈に描く。
メトロポリタン歌劇場で上演中の最高峰オペラを大スクリーンで楽しめる「METライブビューイング2012-13」第5弾。ヴェルディの畢生の傑作が新演出で蘇る。国王と、彼が密かに想う部下であり親友でもある男の妻との許されぬ愛の物語を描く。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年1月12日 |
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キャスト | 出演:マルセロ・アルヴァレス ディミトリ・ホヴォロストフスキー ソンドラ・ラドヴァノフスキー キャスリーン・キム ステファニー・ブライズ |
配給 | 松竹 |
制作国 | アメリカ(2012) |
上映時間 | 234分 |
(C) Brigitte Lacombe / Metropolitan Opera
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