闇を生きる男 作品情報
やみをいきるおとこ
ベルギーのフランドル地方で、家業である畜産業を継いだジャッキー(マティアス・スクナールツ)。ある日、精肉業者から怪しい仕事話が彼のもとに舞い込む。その商談に出かけたジャッキーは、相手の仲間の1人に、彼の過去を知る男・ヂエーデリク(イェルーン・ペルスヴァール)がいることを知る。幼なじみだった2人は、ある不幸な出来事をきっかけにその関係を絶っていた。その出来事はジャッキーの肉体を特異なものに変え、彼の人生を狂わせたのだった。商談が進み出したころ、家畜ホルモンの不正使用を捜査していた捜査官が殺される。精肉業者の背後には悪が見え隠れし、警察は必死の捜査を続ける。そしてジャッキーは、20年前から心を寄せる女性と再会する。予期せぬ事態や過去の秘密、人々の駆け引きが絡み合い、その混乱の渦に飲み込まれていくジャッキー。警察から殺人事件に関与した疑いをかけられたジャッキーを、ヂエーデリクは逃がそうとする。やがてマフィアと警察の闘いに巻き込まれていく彼は、長い闇から抜け出すことができるのか……。
「闇を生きる男」の解説
ベルギーで起きた殺人事件に基づき、ある小さな出来事によって人生を狂わされた男の闇を描くサスペンスドラマ。監督は、本作が初の長編となるミヒャエル・ロスカム。出演は、「ロフト.」のマティアス・スクナールツ。2011年ベルリン国際映画祭パノラマ部門上映作品、2012年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
第84回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、ベルギー発のバイオレンス・ドラマ。畜産業を営む男ジャッキーに、精肉業者が怪しげな仕事話を持ちかけてくる。それを機に彼の過去や周囲の人間の思惑などがもつれ合い、思わぬ事態を招く。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年7月28日 |
---|---|
キャスト |
監督:ミヒャエル・ロスカム
出演:マティアス・スーナールツ イェルーン・ペルスヴァール バーバラ・サラフィアン フィリップ・グランドンリー ティボ・ヴァンデンボーレ フランク・ラメルス |
配給 | アース・スター エンターテイメント |
制作国 | ベルギー(2011) |
上映時間 | 124分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「闇を生きる男」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。