鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言 作品情報
おににきけみやだいくにしおかつねかずのゆいごん
※ドキュメンタリーの為、ストーリーを割愛します。
「鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言」の解説
法隆寺の昭和大修理、薬師寺の伽藍復興に一生を捧げ、ガンに冒されながらも若い大工に仕事のあり方を伝えようとした“最後の宮大工”西岡常一の姿を捉えたドキュメンタリー。彼の仕事に対する考え方や思想を追求することで、日本人が忘れてしまった日本文化と日本人の心の復興を願う。監督は「アイヌ・シタッピリ」の山崎佑次。ナレーションを「探偵はbarにいる」の石橋蓮司、音楽を「ごろつき2」の佐原一哉が担当する。明治41年奈良県に生まれた西岡常一は、法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔の再建を棟梁として手がけ、飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の技術を後世に伝えた“最後の宮大工”だ。1990年5月、薬師寺回廊第一期工事。西岡は最晩年にあたるこの時期、癌に冒されながら最後の教えを若者達へ授けていた。「千年の檜には千年のいのちがある」「木は鉄より強し」はやさと量だけを競う、模倣だけの技術とは根本的に異なる日本人のいにしえの叡智、そして明快な指針。千年先へいのちを繋いでゆくという途方もない時間の流れが、所縁ある人々へのインタビューから浮かび上がってゆく……。
“最後の宮大工”と呼ばれ、薬師寺金堂西塔などの再建や寺院建築技術の伝承に励んだ故・西岡常一。そんな彼の作業風景を捉えた貴重な映像を通し、利便性だけを追求したテクノロジーを重視する現代への警鐘を鳴らしていくドキュメンタリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年2月4日 |
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キャスト |
監督:山崎佑次
出演:西岡常一 西岡太郎 石井浩司 速水浩 安田暎胤 |
配給 | 太秦 |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 88分 |
(C) 鬼に訊け』製作委員会
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