グッド・ハーブ 作品情報
ぐっどはーぶ
ダリア(ウルスラ・プルネダ)はコミュニティラジオのパーソナリティを務めるシングルマザー。母のララ(オフェリア・メディーナ)には内緒で、既に母と離婚している父から幼い息子コスモの養育費を援助してもらっていた。一方、母のララはメキシコでも有数のアステカ時代のハーブ研究者。独立心旺盛で、別れた夫とも娘とも適度な距離を保ち、植物の研究を続けていた。ある日、ララは自宅の鍵がみつからないとダリアに告げる。さらに夜、男が家の中を覗いていたとも。単なる勘違いと思われたが、ララは薬草研究の整理をダリアに託した後、検査を受ける。診断結果はアルツハイマー型認知症。自分が壊れて行く恐怖を落ち着かせるために、自ら研究したハーブを試すララと初めて母との人生を振り返るダリア。だが、2人に残された時間はわずかだった…。
「グッド・ハーブ」の解説
メキシコを舞台に、ハーブ研究家の母とシングルマザーの娘、それぞれの生き様と母娘の間の隠された物語を描く。出演は「アベルの小さな世界」のウルスラ・プルネダ、「イノセント・ボイス 12歳の戦場」のオフェリア・メディーナ。デビュー作「Lola」以来、国際的に高い評価を受けてきたマリア・ノバロ監督の日本初公開作品。
各国映画祭で賞賛された、メキシコ発のヒューマン・ドラマ。女手ひとつで幼い息子を育てるシングルマザーと、メキシコでも有数のハーブ研究家である彼女の母。母の認知症発覚を機に、より強くなっていく母娘の絆を温かなタッチで紡いでいく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年7月23日 |
---|---|
キャスト |
監督:マリア・ノバロ
出演:オフェリア・メディーナ ウルスラ・プルネダ アナ・オフェリア・ムルギア コスモ・ゴンサレス・ムニョス |
配給 | Action Inc. |
制作国 | メキシコ(2010) |
上映時間 | 120分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「グッド・ハーブ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。