ココ・シャネル(2008) 作品情報
ここしゃねる
1954年、パリ。男性の下着に使われていたジャージー素材で作ったドレスや、リトル・ブラックドレス、ツイード素材のスーツ、香水“シャネルNo.5”などを発表し、ファッション界を牽引していたココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)は、第二次世界大戦のために中断していたコレクションを再開する。しかし、彼女のオートクチュール店に詰めかけた評論家や顧客たちは、“過去から脱却できていない”と復帰コレクションを酷評する。失意のココは、自分の半生を振り返る。彼女の孤独な日々は、1895年、裁縫で生計を立てていた母の死によってもたらされた。生きる手だてを失った12歳のココは、妹とともに修道院に預けられ、孤児として生きることを余儀なくされる。その後、18歳でお針子となり、帽子デザイナーを経て、ファッションデザイナーとしての道を歩き出す。ファッションデザイナーとして現在の地位を手に入れるまでの道のりは、彼女を奮い立たせ、支え、勇気づけてくれた愛の思い出に彩られた日々でもあった。最初の恋人エチエンヌと暮らしたロワイヤリュでの生活、最愛の男・ボーイ・カベルとの悲恋を回想するココは、デザイナーとしての再起を誓う。
「ココ・シャネル(2008)」の解説
世界屈指の有名ブランド“シャネル”を創ったデザイナー、ココ・シャネルの半生を、数々のファッション・アイテムと共に描く伝記映画。監督は、TV『ヒューマン・トラフィック』のクリスチャン・デュゲイ。出演は、「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年8月8日 |
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キャスト |
監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:バルボラ・ボブローヴァ ブリジット・ブーシュ ヴァレンティナ・カルネルッティ セシル・カッセル カーラ・カッソーラ ヴァレリア・カヴァッリ ロバート・ドーソン マリーヌ・デルテルム ジャン=クロード・ドレイファス アニー・デュプレー コジモ・フスコ ヴァレンティーナ・ロドヴィーニ シャーリー・マクレーン マルコム・マクダウェル |
配給 | ピックス |
制作国 | アメリカ イタリア フランス(2008) |
上映時間 | 138分 |
ユーザーレビュー
総合評価:4.33点★★★★☆、3件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-05-09
私は長年、ファッションビジネスの世界に関わってきた。それだけにこの映画はひじょうに興味深かった。ココ・シャネルの生き方に共感する。